シャンプーの選び方〜リターンズ〜

これまでシャンプーのお話で弱酸性ベルジュバンスの全身洗えるシャンプーや家族みんなで使えるリーズナブルなシャンプーのご紹介をしてきました。
さて、シャンプーのお話し第三弾は、髪の質感を変えてくれるシャンプーについてお話します。
カラーやパーマをされている方は、乾燥してぱさつきやすかったり硬くなりバサバサした質感になったりと、普段のお手入れがとても重要になります。
最近は、カラーをしていなくてもアイロンやドライヤーによる物理的なダメージでぱさつきが気になる方も多いかと思います。
毛先の枝毛や切れ毛が気になっている女子からも手軽なヘアケアを熱望する声が良く聞こえてきますが、シャンプーやトリートメント、オイルやブローローションなどヘアケア製品は色々あれど、それだけ使っていれば良いというような製品は無いように感じています。
お風呂の中でシャンプーをする際、
- シャンプーをして
- トリートメントをつけて
- 髪をやさしくとかして馴染ませる
- しっとりとした質感は残しながら流し
- そのままオイルを2プッシュほど掌(てのひら)に伸ばしてから中間に手ぐしで馴染ませ、もう一度細かいコームでとかし馴染ます
- お風呂から上がりタオルドライをして乾かします。
乾かせない場合もそのままではなく、細かいクシでとかしてしっかり落ち着かせて自然乾燥させればOK! - 乾いた後の髪の質感づくりにブローローションを使ってあげると、質感を整えながらも毎日の乾燥からも守ってくれます
- ドライ後、毛先の堅さが気になる場合やぱさつきが出ている場合は、オイルを2プッシュほど馴染ませると効果的☆ミ
- オイルの油っぽさやしっとり感を出す場合はさらにドライヤーで熱を与えると自然な風合いに仕上がります
っと、お家でのケアをご説明すると面倒に感じる方も多いようですが、毎日のちょっとしたケアを継続する事でダメージを進めずに美容室の質感を維持していくことができます。
このように、ホームケアの目的は、『美容室〜美容室の間を快適に過ごす』『普段扱いやすい髪でいられるようにする』ですが、これらをふまえ日々お手入れすることで、ダメージを進めることなく扱いやすい状態を維持することができます。
髪はカラーやパーマなどをしない限り一日で傷んだりする事はありませんが、日々何もせずに過ごすと堅さやぱさつきがひどくなる傾向にあります。
自然に時間をかけて傷むダメージもカラーやパーマで扱いにくくなるダメージも、日々のお手入れで気持ちのいい髪へケアすることができます。
なりたい髪に合わせたシャンプーを選ぶ
当店でお勧めしている補修系のシャンプーは
- 泡立ちの良い柔らかい洗い上がりのシャンプー
- ハリコシをだしながらしっとり仕上げるシャンプー
この二種類があります。
1,泡立ちの良い柔らかい洗い上がりのシャンプー
このシャンプーは、美容室で行うトリートメントの効果を、シャンプーとトリートメントをすることで再現しようと開発されたシャンプーで、泡立ちが良く指抜けも良いためシャンプーがしやすく硬くぱさついた髪も柔らかく洗い上げます。うちのお店でも癖毛でバサバサしてなじみが悪いショートヘアの方も、このシャンプーに変えてから扱いやすくなり収まりが良くなりました。
2,ハリコシをだしながらしっとり仕上げるシャンプー
このシャンプーは、赤ちゃんや子供の様な艶のあるサラサラした髪に仕上げるコンセプトで開発されており、子供の髪が水をはじき馴染みにくい性質(疎水性といいます)が髪の傷んでいない状態に近いことから、その質感へ近づけるように調整されたシャンプーです。主成分がトリートメント(髪を補修できる成分)で作っているのかと思うほど濃くできているため、シャンプー時は少量だと泡立ちがイマイチです。そこそこ量を使いたっぷりとした泡で洗ってあげることで髪も補修されます。しっかりとシャンプーしトリートメントをするだけでハリコシはありながらも艶のあるしっとりとした質感に仕上がります。
好みはそれぞれ
仕上がりの好みはそれぞれだと思いますが、普段の扱いやすさやコスパなど色々とカウンセリングにてお聴きしてから髪にあったものを試してもらう様にしてます。
髪は柔らかく仕上げれば扱いやすいと思いがちですが、柔らかくすればするほどボリュームや癖がでやすくなります。
また、髪が硬くバサバサしている方は『ハリコシ』と言うキーワードに敏感で、できるかぎり柔らかくしたい方向ですが、ボリュームを抑えて扱いやすく仕上がるためには【柔らかくしっとり】と【ハリコシ】をうまく組み合わせないと実現できないんです。
また、そこにはカットやサロンで行っているトリートメントも大きく左右しますので、トータルバランスをご相談いただけるといいかと思います
お気軽にご相談下さい