頭皮に優しい美容法とは 【パート2】

前回の【頭皮に優しい美容法とは】はどうして髪が傷むのか?
そのメカニズムをざっくりと海苔巻きに例えて説明しました。
何となく伝わりましたでしょうか?
さて、その続きです。
カラーやパーマにより髪は傷みます。
実際、これだけ科学が進歩していても、パーマは人の手で巻かなくてはかかりませんし、髪が傷まない薬なんてこの世にありません。
ただ、傷まないようにする努力は出来ると思うんです。
また、傷んでしまった髪の修復もある程度は出来ると思っています。
どんな施術をしても髪が傷んでしまうのであれば、そのダメージを最小限にしアフターケアをしっかり行うことで扱いやすい状態が長持ちします。
毛先の絡みや引っかかりが無くなるだけで、ダメージによる切れ毛や枝毛を大幅に減らすことが出来ます。
枝毛や切れ毛が減って、毛先のゴワ付きが無くなったら・・・もうすでにハイダメージ毛から抜けています。
その状態をキープできるようにサロンでのトリートメント&ケアがあり、ホームケアの重要性が出てくるのだと思っています。
だから、サロンゆうではお好みのスタイルや質感に仕上げられるようにしっかりとカウンセリングを行っています。
また、施術中に使用したトリートメントやシャンプーで髪との相性が良い物をその日のうちに決定しサンプルなども含めおうちでのケアがやりやすくリーズナブルな商品をおすすめしています。
施術で使用するトリートメントで髪のベースの堅さを調整し、途中途中に使用するトリートメントでも堅さと質感の調節を行いながらパーマやカラーを行っています。
あくまでも一例ですが・・・
一般的に髪が傷んでゴワついている方は髪が多くて太いから扱いづらいといわれます。
そういった方には柔らかくしっとりとした質感に仕上がるようにトリートメントを行います。
すると全体の堅さがとれて、しっとりと毛先まで柔らかい髪に仕上がります。
↑私の髪もこんな風になったら良いなーって思います?
これはよくあることなのですが、ほんとに堅くて多い髪の方であればそれでも良いんです。
が、ただ柔らかくするだけではしっとりとする代わりに、ふわふわと髪に腰が無くなりクセがある方はうねりやすくなります。
この状態はブローなどをしっかりと効かしたいときでもふわふわとまとまりがない状態になってしまい、髪質は良いけど・・・扱いにくい(><;)っとこんな感じになります。
こう言ったことが起こらないように、一辺倒な施術やマニュアル通りの行程、メーカーに縛られた使用法ではなく、スタッフがお客様ごとの髪質に合わせ考えたケアを行っています。
ですから、当店では施術+ベース(髪のコンディション)+ライフスタイル(普段の髪のお手入れ)=施術+トリートメント(毛髪補修)+カット+その他施術を総合的に考え施術を行っています。
さて、【頭皮に優しい美容法とは】のタイトルでありながらまだ髪のことしか話していません(爆)