美容室でホームケアを考える

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美容室でホームケアをご案内する際、大きなサロンにいるときはキャンペーン商品やら推薦商品やらで、髪や肌に合わない物でもノルマが課せられ販売しなくてはいけない状態で営業していることもありました。

しかし、もう今はそんな必要はありませんし、『この製品を使うために他の製品は使えない』などの色々なおとなのしがらみもありません。

髪のために今できること。

皆さんの笑顔を思い浮かべ日々研究をしています。

今回は、ある一日を抜き取って僕がホームケアをお客様に勧めるとき、どのように考えているのかをご紹介します。

こんな方におすすめ

  • シャンプーはドラグストアーで良いと考えている方
  • 髪のダメージが気になっている方
  • 美容室のトリートメントがもたないと感じている方
  • 髪が絡んで切れやすい方

 

 

まずはお客様のカウンセリングをおこないます

カラーと矯正を定期的にされている花子さんがいたとします。

これまでの美容室での履歴と髪質は以下の感じだったとします

  • 多い
  • 固い
  • 癖毛
  • 毎月カラーをしている
  • 年3回くらい縮毛矯正をしている

こんな感じの方はよくいらっしゃると思います。

髪の特徴を抜き出していますが、今回頭皮のダメージはないものとします。

花子さんが感じている最近の悩みは・・・

  • ぱさつき
  • 切れ毛
  • 枝毛
  • 膨らむ(ボリューム)
  • まとまらない
  • 絡まる
  • 引っかかる
  • ばさつく

といった、矯正やカラーをしている方が、特に気になっている部分が花子さんも気になっています。

感じている悩みと髪の状態

矯正やカラーによるダメージにより、上記のような悩みお持ちの方は髪の成分(内部)のバランスが崩れていることが多いです。

髪はカッパ巻きのような構造をしていて芯になるキュウリを囲むようにご飯粒が有り、そのご飯粒が崩れないように、そして乾燥から守るように海苔があります。まさにこんな感じです。

内部成分はタンパク質と水と油で出来ており、カラーやパーマは髪内部まで浸透し化学反応を起こしているので、アルカリ成分によりキューティクル(海苔)は荒れ硬くなり剥がれかけているのでその間から油もタンパク質も流れ出やすく、水も蒸発しやすくなります。

キューティクルがささくれだっていれば、髪は絡まりやすくなり、油のバランスが崩れると髪は硬くばさつきやすくなっています。

さらに、タンパク質のバランスが崩れるとうねりや縮れも出やすくなります。

矯正やデジタルパーマを重ねた毛先は絡みやすくひどいとシリコンが含まれるトリートメントをつけた際にバサバサと指通りが非常に悪くなります。

まずはお店で最高の毛髪補修トリートメントをしてもらいましょう

最近は、髪質改善をうたっているさらも非常に多くどこに行っても最高のトリートメントが受けられると思います。

美容室がトリートメントに使う製品やメーカーは星の数ほどあるので、技術や製品によっても保ちや仕上がりに若干の違いはあるかもしれません。

でも、一番大事なのは担当する美容師さんが「どれだけあなたの髪を考えなお(補修)してくれるか」が一番大事な要素だと思っています。

当店では、お客様である「あなたよりも髪のことを考え大切に思いケアするつもり」でトリートメントや日々の施術をおこなっています。

少し話はそれますが・・・

たまに他のお店でカットしてきた際に矯正をしている髪なのに根本付近から剥きばさみ(セニング)でそぎそぎにされてしまっているのを見ると切なくなります。

少し話はそれますが、ストレートにして艶を出したい!クセを伸ばして収まりをだしたい!と思っている方は、髪が多くても量を剥いてはいけないと思います。

根元からそぎそぎにしなくても扱いやすくする方法はあるので、お気軽にご相談ください。

さて、最高のトリートメントをしてもらって髪は扱いやすくしっとりしました。

髪質改善トリートメントもそうですが、髪が美容室でトリートメントしてからいつものシャンプーでいつものようにトリートメントをして、毎日のヘアケアをした時、それが1週間でも2週間でも3日でも、毛先が絡まり美容室に行く前と同じ状態になったら、それが今の髪に対するホームケアの評価となります。

例えば、3週間や4週間のあいだ美容室でトリートメントをする前よりは扱いやすく過ごせた方がいらしたら、その方のホームケアはだいぶうまくいっている(髪に合っている)と言うことになります。

ホームケアには

  1. シャンプー
  2. トリートメント
  3. ドライヤー
  4. ブローローション
  5. オイル
  6. クリーム
  7. アイロンなど

いろいろなアイテムがありますが、扱いやすい髪に保つために少しずつ必要になります。

とは言っても手間やコストなどを考え無理なく続けられる様に考えて行きたいと思っています。

ホームケアで一番重要なのは“シャンプー”なのかもしれない!〜シャンプーを甘く見ると髪を傷めてしまうかもしれません

シャンプーは、泡立ちよく頭皮や毛髪の皮脂や汚れを取り除きます。

髪内部の成分も同様にタンパク質と油ですので、洗浄力が強いシャンプーや洗った後のケアが出来ていないシャンプーでは洗うごとにトリートメント成分や髪の内部成分を垂れ流しにしてしまい、美容室のトリートメント効果を半減させたり持ちを悪くするだけで無く、毎回のシャンプーで髪を傷める原因になるかもしれないです。

これは決しておおげさな脅しでは無く、美容室での最高のトリートメント(例えば当店の16,800円の毛髪改善トリートメント)をしても、髪のコンディションを気にせず値段やジャケットで選んだシャンプーを使って2日に一回シャンプーをしたら、1ヶ月後に美容室に来るまで15回以上はそのシャンプーで洗われるため、美容室1回のケアでは太刀打ちできません💦

「シャンプーはお家の美容師選びです」

ここまで読まれたあなたならその意味が伝わっていると思います。

シャンプーの選び方

シャンプー以外にもこだわってほしいですが、ホームケア製品で一番気をつけてほしいのはシャンプーです。

ポイント(シャンプーの選び方)

シャンプーは使ってみないと、合うか合わないかわかりません。僕はあなたにシャンプーを選ぶ際、施術中の髪の変化を感じながら扱いやすいものを探していきますが、残念ながらドラッグストアーの製品はわかりません。

もしご自分でシャンプーを選ぶとき時は、

  1. ダメージにもよりますがシャワーをかけただけで髪がまとまって(もつれて)指通りが悪くなりやすいので、まずはしっかりと水分を吸い込ませて十分に濡らしてください。
  2. 固さや絡まりが残っているとシャンプーがしづらく切れ毛や枝毛の原因になります。
  3. もし硬くて指が通らない状態でも、シャンプーを手に取り毛束を掴んでもみながら馴染ませると指が通るくらいの、しっとりタイプのシャンプーで、まずは絡まずに指通りよく洗えるシャンプーを選びます。
  4. 地肌を洗っているときに髪が絡んでいかない方が良いです
  5. 頭皮全体を洗ったら、お湯でしっかりと地肌から流します。その際、髪が硬くならずからならないものがいいです
  6. また、地肌が石けんで洗ったようなキュッキュッとしない、突っ張らないシャンプーを選んでください

理想のシャンプーは柔らかくしっとりと仕上がる『モイスト』タイプの補修系シャンプーで、柔らかく洗い上げながらも髪に芯を作るイメージで上質のタンパク質を補給出来るものが理想です。

シャンプーの相場感

美容室のシャンプーも1Lで1,000円くらいのものが最安なので、詰め替えがあるにせよ、一番小さな350mlで1,900円くらいのものが多いです。

ご自分で選ぶ際もそうですが、「値段が高いから良いとか安いといけない」という常識や思い込みはいったん忘れてください。

美容室の製品が高いからネットで買うという方もいらっしゃいます。

おすすめしたものをちゃんと使ってくれて髪のことを気に掛けてくださっているのであれば僕はそれでもいいとお思っています。

しかしネットで購入する製品には水が混ざっていたり、量が減っていたり、長く在庫しており内容が変わってしまっているものもあり、トラブルや相談も後を絶ちませんのでご注意ください。

シャンプーの価値観と必要性〜まとめ〜

ここまでシャンプーについて書いてきましたが、あなたはお顔につけるスキンケア製品にどのくらいお金を掛けますか?

毎日定期的に使うものであればランニングコストも大事ですが、安心できる刺激が少ないものを選びたいと思いませんか?

シャンプーも同じなんです。

スキンケア同様、ホームケアで一番大切なシャンプーだけはちゃんと髪をケアできる。

あなたの髪を次に美容室に行くまでコンディションを保つシャンプーを選んでください。

なお、どれが合うかという相談はいつでもお気軽にご相談ください!

シャンプーの変化をトリートメントで受け止める

モイストシャンプーで絡まずにしっとり洗い上げた後はボリュームを抑えるためにスムースタイプのトリートメントで広がりを抑えサラサラした質感へ調節します。

シャンプーは硬さを取って洗いやすさと、その後の扱いやすさを重視して補修用モイストタイプのシャンプーをお勧めしました。

は補修され柔らかくなると膨らみやすくなる傾向がある為、今度はスムースタイプのトリートメントでボリュームを抑えサラサラとした質感に仕上がるようにしましょう。

なお、髪が太く硬く長い方はトリートメントもモイストタイプで扱いやすい髪へケアする方がいいです。

トリートメントの選び方

シャンプーと同じメーカーを使っても良いですしそうで無くても髪に合えば大丈夫です。

ただ、ジャケットや値段、香りだけで選ぶのはおすすめできません。

シャンプーで絡まずに洗えたなら、トリートメントを流したときもヌルヌルせずに指取りのいい製品を選んでください。

タオルドライ後に使う製品はその日の髪質を作ります

シャンプーやトリートメント(コンディショナー)は髪の硬さや質感を作りますが、ドライ後〜乾かす前〜生乾き〜乾いてから使用するトリートメントは次に髪を洗うまでの質感(固さ・まとまり・しっとり感など)を作ります。

乾くと浮いてくる切れ毛

矯正を定期的に施術している方は根元~中間に切れ毛が多いので、普通に乾かすとこのあたりの切れ毛が膨らみ癖が出て目立ちます。

そこで、この部分を重くすること無くタイトに仕上げやすいブローローションを選びます。ブローローションはTOPから中間に軽くふり、馴染ませます。サロンではタオルドライ後コームを入れる前にブローローションをふってからとかします。

中間から毛先は

絡まりや固さをとりしっとり感やちり付きを抑えるため、質感を向上させるトリートメントを馴染ませて、TOPからぬるめの風で乾かします。

完全に乾いてから、毛先に硬さが出やすいのでべた付き感のないしっとり系のトリートメントオイルを毛先を中心に中間まで馴染ませもう一度温風でドライヤー&ブラシを入れます。

このようにサロンで行っている髪の変化を感じながら、あなただけのホームケアをご提案していく事で、なるべく今の髪に近い(合っている)ところからホームケア選びをスタートできることが最大のメリットです。

今回、例に出したシャンプーやトリートメントはナノアミノプレミアムシリーズといって、赤ちゃんのようなさらさらの髪へ補修していくとをコンセプトに材料からこだわって作られた製品でネットやドラッグストアーなどでは購入することができない専門店専売品です。

種類はモイスト(しっとり)タイプの他、スムース(サラサラ)やバウンス(ハリコシ)などがあるため、髪の状態や使用感を元に調整をしていく事ができます。

このほか、毎日洗う方にはアミノ酸系の補修シャンプーや美容成分が4倍入ったシャンプーなど色々ありますのでお気軽にご相談ください!

 

文章で書くと長いですね。(まとめ)

ご来店いただいてご自分の髪で仕上がりを見せて頂くと、もう少しわかりやすく簡単だと思います。

ホームケア製品はついつい値段やCMなども参考にあまりこだわらずに決めてしまいがちですが、何でも良いわけではないんですよね。

ここでご理解頂きたかったのは、お家で使うシャンプーやトリートメントも、お医者さんの薬のように髪にあわせて処方していく事が重要だということです。

美容室のシャンプーをドラッグストアーの製品と比べるのでは無く、スキンケア製品と同様に考えて頂きたいと考えています!

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小林 義和

 都内で弱酸性美容を勉強し、美容技術の幅を広げるため一通りメーカーによるカラー講習やパーマ講習を経て、頭皮・毛髪に本当に優しい美容は何なのかを研究しながら、個人店を13年経営しています。  毎日ご来店頂くお客様のこれまでされてきたカットやカラーの履歴を見て、技術や知識以上にお客様の髪を考えた仕事をしなくてはいけないと日々努力しています。  2019年はエイジングケアを専門に頭皮ケアとヘアケアをご案内していきます。頭皮や毛髪の悩みはお気軽にご相談ください!

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