どのカラーを選べばいいの?
美容室に行ってカラーをすることにします。
※はじめにお断りいたしますが、ついついカラーリングの事を染めると言ってしまいます。この文中で出てくる【染める】はカラーすると同じ意味ですのでご了承くださいm(__)m
さて、あなたに最適なカラーは何でしょうか?
美容室で『カラーしてください』と言っても、沢山ある種類の中からどのカラーが良いのかわかりませんよね?
美容師さんにも色々なタイプの方がいるので、カラーの特性やあなたの髪の状態(ダメージや髪質)、頭皮の状態(今の状態やアレルギー、カラーの際にしみる)などをカウンセリングして、臭いや刺激など伺った内容を加味し、最適なカラーを選んでくれれば言うことないです。
が、、、
世の中そんな美容師ばかりでは無いですし、お店の雰囲気で余りゆっくりカウンセリングできないサロンも多いのが現状です。
さて、あなたはどうしますか?
- とりあえず美容師はプロなんだから任せる
- 少しでも予備知識があると安心かも
- 自分で使ってほしいカラーを決めて美容室に行きたい
- まだ、よくわからない
1番の方は美容師(担当者)を本当に信頼されているんですね。ありがとうございます。
初めてのカラーや、今までのカラーに不安や疑問があるのでしたらもう少し読み進めてみてください。
2~4番の方はこの先へお進みください
あなたはどうして染めるんですか?
いきなりですが、染める理由は色々あると思います。あなたは今回どのような理由で染めたいと思っていますか?
- 明るくしたくて
- 暗くしたくて
- 白髪を染めたくて
- 艶がほしくて
- 色を入れたくて
色々な理由が出てきますよね。他にもあれば教えてください。
しかし、染めるには染めたいけど…こんな悩みや不安はありませんか?
- においが苦手
- 刺激が苦手
- 髪が傷むのがいや
- 髪が扱いにくくなるのはいや
- 色落ちは困る
- 白髪をしっかり染めたい
- 頭皮が弱い(敏感肌)
- カラーの時はいつもしみる。もしくは痒くなる
- カラーをするとふけが出て困る
などの不安要素(悩み)があると思います。
あなたに一番あうカラーを選ぶ際で一番大切な質問です。理由から一つ、悩みから当てはまる物を書き出してみてください。
あなたは何番と何番がありましたか?
たとえば今回あなたは【明るくしたい】という理由【1】でカラーをするとします。その場合悩み部門で悩み部門では5と6以外は全部引っかかる事になります。
- においが苦手
アンモニアを含んでいるためツンとした強い刺激臭があります。 - 刺激が苦手
アルカリ性でないとメラニンの分解ができず髪を明るくできないので、希望の明るさにより強さはまちまちですが刺激はあります。 - 髪が傷むのがいや
髪は傷みやすいです。続けることで更にダメージを重ねる危険を持っています - 髪が扱いにくくなるのはいや
髪が傷むと扱いにくくなります。トリートメントを併用することで、ある程度扱いやすさや柔らかさを出せますが、アルカリのダメージにより、トリートメント成分の流出も多いためお家で行う毎日のケアが非常に大切になります - 色落ちは困る
明るいカラーは色素が少ないので色落ちは余りありません - 白髪をしっかり染めたい
明るくすることで色素が少ないので白髪は染まりにくく、しっかりは染まりません。明るさや色合いにもよりますが、明るめの場合はうっすら色づく程度です - 頭皮が弱い(敏感肌)
敏感肌の方はアルカリの刺激とカラー成分の刺激があります - カラーの時はいつもしみる。もしくは痒くなる
カラーの成分に頭皮が負けているのかもしれません。アレルギー反応の始まりの可能性もありますので、なるべく早くカラー剤の使い方を変更することをおすすめします。 - カラーをするとふけが出て困る
カラーの刺激によることが多く、アレルギー反応の場合もあります。
1~4は仕方ない気もしますよね(^_^;)
明るくできるカラーであればあれほどアルカリは強くなり刺激も増します。
ホワイトブリーチをしたことがある方にお話を聞くと多くの方が『頭皮が痛かった』と答えるのもうなずけますよね。
7~9は頭皮についてですが、反応や症状が出ている場合はアレルギーが出ている可能性がありますので、なるべく早くカラーの種類や使い方を変更してもらえるように相談した方が良いと思います。この症状はアルカリが原因の場合とカラー成分が原因の場合がありますが、7~9の問題が多く出やすいのは白髪染めや黒くした場合に多いので詳しくは次項にて・・・
5.6は薄い表示にしたのですが、コメントの通り明るくするためのカラーには色素が少なくなっていくため白髪をしっかり染めることは難しくなります。これは、ブリーチ成分を多くすると色素は壊れますし、色素を多くすると暗くなって明るくできないためです。
次に
染める理由が【白髪を染めたくて】という【3】だったとします
このとき、お悩みチャートは何番でしたか?
- においが苦手
アンモニアを含んでいるためツンとした強い刺激臭があります。 - 刺激が苦手
アルカリ性でないとメラニンの分解ができず髪を明るくできないので、希望の明るさにより強さはまちまちですが刺激はあります。 - 髪が傷むのがいや
髪は傷みやすいです。続けることで更にダメージを重ねる危険を持っています - 髪が扱いにくくなるのはいや
髪が傷むと扱いにくくなります。トリートメントを併用することで、ある程度扱いやすさや柔らかさを出せますが、アルカリのダメージにより、トリートメント成分の流出も多いためお家で行う毎日のケアが非常に大切になります - 色落ちは困る
明るいカラーは色素が少ないので色落ちは余りありません - 白髪をしっかり染めたい
明るくすることで色素が少ないので白髪は染まりにくく、しっかりは染まりません。明るさや色合いにもよりますが、明るめの場合はうっすら色づく程度です - 頭皮が弱い(敏感肌)
敏感肌の方はアルカリの刺激とカラー成分の刺激があります - カラーの時はいつもしみる。もしくは痒くなる
カラーの成分に頭皮が負けているのかもしれません。アレルギー反応の始まりの可能性もありますので、なるべく早くカラー剤の使い方を変更することをおすすめします。 - カラーをするとふけが出て困る
カラーの刺激によることが多く、アレルギー反応の場合もあります。
前項の明るくしたい理由の時よりも5と6の項目が加わりました
白髪を染めたいときに、更にお聞きすることがあります
- 明るくする必要がありますか?
明るくと言っても前項のような明るさではなく、自然なブラウンからなるべく白髪が染まるぎりぎりの明るさでと言う場合 - あかるくなくてもいいですか?
地毛の色味をよりもくらなければ良い。もしくは明るくする必要は無い場合
ここと、さっきのお悩みチャートをクロスチェックして使えるカラーや最適なカラーを選んでいきます。
そうです、明るくするよりも白髪染めの方がカラー選びは重要なのです。
これには、伸びてくる白髪を定期的に染めなくてはならない将来の部分も見据えて扱いやすく刺激が少なくダメージが少ない方法を選びたいからです。
まれに、
『カラーをするとしみるのは仕方ないんでしょ?』
『ふけや痒みが出るけど、10日もすれば収まるから平気だよね?』
と言った、ポジティブなご意見をお聞きしますが、そんなことはありません。
この症状はアレルギーによる場合もあるため重症化する前に使用を止めた方が良いです。
カラーをされている方はだいたい『今まで平気だったよ?』っておっしゃいます。
それをわかった上で、染めるんでしたら髪を傷めないように精一杯努力してカラーさせていただきます。
しかし、この部分で譲れない部分があるのでしたら色々と相談をしてカラーを決めていく必要があると思います。