シャンプーについて

当店では、ホームケアについても多分ほかのお店より沢山のお話をしています。

それは、美容室で髪をケアする回数よりも、おうちでシャンプーする方が絶対的に回数が多く美容室のケアよりもおうちのケアの方が髪の状態を左右しやすいからです。

どうしておうちのシャンプー選びが大切か?

美容室でしっかりとトリートメントを行い、質感を良い状態に仕上げても、おうちで使うシャンプーが洗浄力が強かったり、補修力が足りない状態だと、髪のトリートメントは日々削られ流れ出ていきます。よく初めていらっしゃるお客様には、「美容室でトリートメントしたけどシャンプーしたらとれた」なんて聞きますが、美容室側のトリートメントにも原因はありますが、おうちに帰ってからクレンジングシャンプーやスキャルプシャンプー、石けんシャンプーで洗ったらどんな状態でも一回でギシギシになってしまいます。

まぁ、これは極端な話ですが、高級アルコール系の界面活性剤でラウリル硫酸系がよく買ってはいけないででます。それは石油系でできたラウリル硫酸系の界面活性剤を含むシャンプー等は肌や髪によくないというものです。ラウリル硫酸も100種類以上あり、中には植物性のアミノ酸系の界面活性剤もあるようです。そのラウリル硫酸系の界面活性剤も種類によってはギシギシになりますが、違う種類ではしっとりしたりします。

僕がシャンプーを選んで勧める目安

その時の髪のダメージや、硬さ、濡れた(水分を含んで膨潤した)時の質感をみて、ちょうど良いところより少し重めのものを勧めています。

このあたりは、どこに書いても「なるほどー」って方もいれば「そんなに違うの〜?」って方もいらっしゃいます。美容師さんだってそうなので、お客さんはわからないですよね💦

目安

僕のシャンプーの基準は、基本的には何でもよくて、香りや質感、材料やメーカー、頭皮への刺激など使う方の好みを一番に伺いベースを決めます。この時価格を最優先にするとこの先を選べないので、べらぼうに高くない程度に見積もっています。

何も無ければ、

  1. 頭皮への刺激
  2. 濡れたときの髪の質感+そこにシャンプーを付けたときの質感
  3. 洗っているときの質感
  4. 流しているときの質感
  5. 流し終わったときの質感

の順に髪の変化を感じ取り、頭皮への負担がなく2〜3の質感が良いものを選びます。

これはトリートメントをして髪をケアするほかに、シャンプーで切れ毛を増やさないと言う大切な目的もあります。

この質感に合わせ、トリートメントを選びます。

トリートメント選び

トリートメントも厳密に言えば、「付けたときぬるぬる〜、流したらさっぱり〜」では乾かしたときにパサついたり硬くなったりしてしまいます。

適度に髪へ浸透し、荒れやすいキューティクルを保護し乾いた時に硬くなるダメージ部分に潤いを残せるトリートメントが最適ですが、重すぎてはベタベタになってしまったり髪が重くなったりしますので、そこは好きな質感も考慮して仕上がりが良い感じのものを選びます。

アウトバスは何である?必要?

その他、ブローローションやオイル・クリーム、頭皮のローションや化粧水など沢山の製品があり、いっぱいありすぎていらない気もしますし無駄な気もしてしまいますが、これらはトリートメントをしても傷んだ髪は直らないので、トリートメントで補修し扱いやすくした髪をさらに過ごしやすくケアする製品としてちょい足しします。

無くてもなんとかなりますが、合った方が髪の状態を良いコンディションで保ちやすいです。

これらの目的

ですから、シャンプーやトリートメント、ブローローションやオイルなど髪のコンディションに合わせて選び、正しいドライヤーの使い方とスタイルに合わせた乾かし方をすると、髪が扱いやすくなってきます。

僕の使命

シャンプーやトリートメント、ドライヤーの使い方なんて今までは大変だと思っていたその一つ一つを、どうしたら皆さんの日々の生活に取り入れていただけるか、なるべく少ない負担でできるようにご案内したいと思っています。

だから違うものも勧めるときがあります

さて、シャンプーはその中でも髪質や乾いた後の硬さをつくる大切な要素です。

僕もその日の髪と合うものをご案内していますがまれに前回と違うものを勧めることがあるようです。

ある日、「なんでかなーって」そこを考えてみたんです。

そしたら髪や頭皮には前回のシャンプーが概ね合っているけど、毛先のパサつきを取るにはこっち(今回)が良いみたいなことがあり、そういえばブローローションも髪のコンディションで変化していくのでそれと一緒だなーって思ったんです。

まとめ

髪のコンディションに合わせてシャンプーやトリートメントを変えていくにしても、使い途中で変えるのはあまりにも不経済です。

そんな時は、「まだあるよ〜」とかいっていただければ別の方法を考えます。さっきも書きましたが、足りない部分を補いたいだけなんです。違う方法も色々できるので何でもご相談ください。

ただ、サンプルをお渡しするときは「これがいいなぁ〜」って質感を見つけた時なので、ちょこちょこ変えられないとは思いますが、ご自分の髪に合うシャンプーの参考に、サンプルを試して頂けたら幸いです。

記事やご自分の髪に関連する【ご感想】【ご質問】大歓迎です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください