シャンプーするのは良いけど乾かすのが・・・

洗ってさっぱりしたのに乾かしたら汗だく

頭を洗ったら、すぐに乾かすのが一番良いのはわかっていても、こう暑いと、せっかくシャンプーしたのにドライヤーで乾かしてるうちに汗だくになると相談を受けます。

いろいろな方法があると思いますが、僕が普段ご案内している方法をご紹介します。

そう。乾かさないと良くないです

まず、シャンプーをして濡れた髪を自然乾燥すると良くない理由として、「頭皮が蒸れる」=雑菌が増えて【皮膚疾患(痒みや発疹)の原因】になります。皮膚疾患は脂漏性やフケ、脱毛などの原因にもなるので未然に防ぎたいところです。

また、洗いっぱなしで自然乾燥すると「梳かしていない」ので濡れて逆立ったキューティクルが整っておらず【パサつきや絡まりやすい髪】になってしまいます。

これらを踏まえ、しっかり梳かしパサつきを抑え蒸れないように気をつければ自然乾燥も可能になります。

矯正をされている方もできますので試してみて下さい

自然乾燥のやり方

  1. シャンプー&トリートメントは普段通りにします。
    乾燥やダメージの激しい方はここで補修しておきます。
  2. 次に以前も書きましたがまだ水が滴っている状態でオイルを中間から毛先にワンプッシュ馴染ませて梳かしますます。
  3. しっかりタオルドライをしたらブローローションを頭の上からふってしっかりと梳かします。
  4. 根元から毛先まで整うように梳かしたら、タオルを背負って自然乾燥に入ります。
  5. 自然乾燥するときは、汗が出ない涼しい部屋で過ごし、なるべく頭皮が蒸れないようにして下さい。
  6. なお、お風呂上がりで汗が出る場合は乾いたタオルを再度用意して押さえるように拭き取ります。

8割以上乾いたら

そのまま出かけると本当に自然乾燥のままになってしまうので8割以上乾いたら、仕上げに涼しい部屋でドライヤーをかけてあげると、お出かけしても膨らみにくくいつも通りに乾きます。

髪の短い方はスタイルに合わせ上方向より根元へ風を入れてボリュームを出すよう(出ないよう)に仕上げます。

長い方も同様にトップより風を当てて毛先まで温風で仕上げると、自然乾燥でも快適に乾かすことができます。

自然乾燥のポイント

①ブラシでは無く目の細かいクシで根元から丁寧に梳かす

髪を梳かすというと、ブラシで梳かす方が非常に多いですが、濡れている髪は乾いているよりも非常に強度が弱くなっています。ブラシはクシを何列も配列し髪にテンションをかけてセットしやすくする道具なので、濡れて摩擦の増えた髪に無駄な負担をかけてしまいダメージのもとになります。

クシはブラシの一列だけを抜き取った道具で、目の細かさも様々です。

濡れた髪や絡みやすい髪は、目が粗く一本一本が太い丸いものがおすすめですし、ブローローションやオイルを馴染ませるときはバリがない櫛目の細かいものがおすすめです。

お店で使用しているものは在庫していますので、どんなものが良いか迷ったときはお気軽にご相談ください。

②ブローローションは髪質に合わせて選んだものを使う

僕のブログでは度々ブローローションが出てきますが、シャンプーやトリートメント同様に乾いた髪の状態を維持するためにとても必要なアイテムなので、僕は必ず使っています。

シャンプーやトリートメントだけでも大変なのに、そんなに色々増やせない!という方も多いですが、使う使わないでは仕上がりが違います。

ドラッグストアーのものは正直どうかわかりませんが、効果を感じたことがない方はうちのお店で体感してもらえると良いかと思います

  • ストレート効果
  • 艶感
  • 指通り
  • シルクのような手触り
  • しっとり感
  • アイロンやセット長持ち
  • ハリコシ

など、髪質や太さ、ダメージに合わせたものを選ぶことで効果を実感できます。

ご自分にどんなものが合うのかは、髪をケアさせて頂き触らせて頂ければご案内できますのでご相談ください

③最後にドライヤーを入れた方が仕上がりが良い。

自然乾燥でも良いのですがやはり不自然な感じは否めません。

そこでより自然に仕上げるためにもドライヤーを入れてあげると、根元の自然な動きやボリューム感、表面の艶感が違います。

ほか、ホームケアなどご不明な点は後来店時にご相談下さい

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