ホームケアのトリセツ[黒サラ編]

このホームケアは絡まりがきになり毛先のまとまりがほしいけど、重くない自然な柔らかさがほしいときにおすすめの応用編です。基本編でも質感は良いがシャンプーの絡まりが気になる方にはおすすめです。基本編はこちら≫

はじめに

ホームケアの方法は、髪質やダメージの状態、美容室でのダメージの深さによって異なりますが、当店でご案内している基本的なホームケアの手順をご紹介いたします。

ただし、ホームケアには「こうしなければならない」という決まりはありません。これまで行ってきたホームケアや、やりやすい方法、気に入っているお手入れがあるかと思います。

ここでは、美容室での仕上がりを重視し、再現性が高く効果を感じやすい方法をご案内しています。これにより、あなたの髪がなるべく扱いやすくなることを目指しています。

毎日のことですので、できる限り負担にならず、効果を感じながら楽しんでお手入れを続けられることが大切です。髪が扱いやすくなることを目標に、考えすぎず、できる範囲で日々のお手入れに取り入れていただければ幸いです。

ご不明な点はお気軽にLINEよりご相談ください

【ホームケア製品】

❶を使う基本のホームケアから少し応用するので順番が少し変わっています。

今回の順番は❶→❷→❺→❸→❹です

ホームケアのトリセツ

よくある質問を下にまとめています。
解決しないときはお気軽にご相談ください。

髪に水分をしみこませ、よく濡らします
髪を濡らしシャンプーが馴染みやすいベースを作ります。しっかり濡れていないとシャンプーも馴染みにくく、その結果トリートメントも馴染みにくくなってしまいます。3分間を目安にしっかりと時間を掛けて、頭皮から毛先まで水をためながら濡らしてください。

コンディションによっては、中間から毛先が絡みやすくゴワつく場合がありますが、ゴシゴシ洗うように濡らすのではなく、やさしく指を通しながら絡まる部分は握るように水分を馴染ませていってください。
シャンプーを馴染ませます
❶フォレストシャンプーを塗る前にしっかり濡らした水分をしっかり水気を切って、原液を大さじ1〜2杯くらいずつ手に取り、手のひらにしずかに広げ

「生え際」
「襟足」
「TOP(つむじ)〜しばる根の辺り」
「中間から毛先」

へと髪の表面へトリートメントを塗るように優しく塗ります。

お湯を加えて泡立てると、水と馴染むときにトリートメント成分が反応し、しっとりしやすくなります。、

しっかりと濡らした髪に、毛先までシャンプーを馴染ませるとしっとりとクシが通るようになめらかな質感になります。表面から毛先で泡立てた泡を使い地肌をマッサージしていきます。
シャンプーを流します
フォレストシャンプーでできた水の膜をゴシゴシと流すより、地肌から泡を流すようにしていただくと質感を残せますので流し加減が難しいですが良いところを探してみてください(笑)

ご不明な部分はご来店時にご説明しますのでお気軽にご相談ください。

なお、適度に流しているのに、「中間から毛先が硬い」「クシが通らない」場合はシャンプーの馴染みが甘い場合がありますので、気になる部分にシャンプーを馴染ませて揉み込むと質感が柔らかく改善しますのでお試しください。
❷トリートメントをつけます
大さじ1〜2杯のトリートメントを手のひらにのばし油分が馴染みにくい中間から毛先へ先につけていきます。全体の中間から毛先に手ぐしを通し馴染ませたら、お湯を足してと、荒クシ〜中荒クシでとかして全体に馴染ませ、トゥルトゥル質感にしたら地肌から流します。

髪のコンディションによっては、トリートメントを流しているとそれほどしっかり流しているわけではないけど硬さを感じたり指通りの悪さを感じる場合も御座います。ここは髪の状態や流し方により個人差がありますが、ここでの質感もそれぞれですのでヌルヌルを残す必要は無いですがギシギシにならない部分を探してみてください。
ここの答えあわせはお店でご案内致します。
❺仕上げのサラサラオイルで質感を整えます
トリートメントを流したあと、1プッシュ〜半プッシュ(サンプルなら5〜6滴)手のひらにのばし洗面器のお湯に溶かします。

そのお湯を髪の中間から毛先になじませてるとツルッとした質感になるのでそのままブローローションをつけます。

※ここではオイル感を出したしっとり仕上げではなくうっすら馴染んだオイルが絡みを取り髪表面をコーティングしてくれている感じを目指します。
ここで、しっかりとしたオイル感を出すと乾いた際に重さが出てしまうのでご注意ください。
かるく水を絞り、そのまま❸ブローローションを髪全体にふります
シャンプーのあとはついついゴシゴシ、バサッバサッとタオルで拭いたり、ドライタオルをまいて放置したりしがちですが、ゴシゴシと拭くと絡みやすく髪の質感が荒れやすいですし、タオルで巻いて自然乾燥すると髪の表面が荒れてしまうので、シャンプー後は軽く絞る程度で❸ブローローションを付けます。

ブローローションは保湿成分でお肌で言う化粧水のようなものです。カラッカラですわせなくても潤うようにシャンプーとトリートメントで自髪力を高めていますので水分がある程度残っていて大丈夫です。

トリートメントを流して硬さが出ていたり指通りが理想的でなくてもしっかりとシャンプー〜トリートメントが馴染んでいれば、このブローローションが浸透して髪が柔らかくなります。根本の短い髪にもつくようにふってあげてください。
絡みやもつれをとるように梳かします
ブローローションをつけたらそのまま中間から毛先に手ぐしを通し、絡みを取るように馴染ませ一通り指を通したら、優しくクシで良く梳かします。

ブローローションをつけてから3分くらい置いてあげてもしっとり感が出るようなのでお試しください。

荒いクシ〜細かいクシへ梳かしていくうちにブローローションとオイルが馴染み柔らかさやしっとり感が出て、髪のがさつきが無くなっていきます。

このあとまだ、お風呂につかる場合などは水分を残したまま、タオルであげたりピンで留めたりしてください。

上がってから軽く荒櫛で整えて次へ。
タオルで挟み水分を絞るようにふき取ります。
クシで梳かしてあるので、毛先をゆらすような拭き方ではなく、タオルで抑えるように、挟むようにして水分を拭き取ります。

矯正をされている場合や矯正をした部分が長く残っている場合はここでタオルを肩に掛けて8〜9割ほど自然乾燥しても大丈夫です。
トップから乾かしていきます
分け目、頭頂部から風を当て根元~毛先へ乾かします上から乾かすことで中間のボリュームを抑え仕上げをやりやすくします。この乾かし方によりハチまわりのボリュームも出にくくなり、矯正の効果も長持ちします。
ブラシやくるくるドライヤーで仕上げます
髪質改善されている髪は、濡れているよりも乾くにしたがって質感が良くなっていきます。
そこで、表面や毛先の質感を整えるためにしっかりと追いドライします。

水分が抜けるほどに柔らかく質感が良くなります。

なお、乾き際でべとつきが出る場合や乾かすごとに髪が硬くなりバサつく場合はご相談ください。
仕上げ状態を見てオイルを足します
しっとりさせたいときは❹乾かす前の黄色いオイルを1プッシュ(サンプルなら4滴ほど)手のひらに取りよく伸ばし、優しく握るように中間から毛先(特に削ぎや切れ毛が多く乾かしても質案が良くない部分)に馴染ませ、クシで梳かして仕上げます。
このオイルはミネラル分を含んだオイルですので塗ったままだと「少ししっとりこってり」質感ですが、軽くドライヤーとブラシやくるくるドライヤーで熱を加えると「サラッっとツルッと」質感になります。

サラサラツルツルにしたいときは❺のサラサラオイルを1プッシュ(サンプルなら4〜6滴)手に取り中間から毛先に馴染ませるとツルッとします。髪質やコンディションによっては軽くドライヤーを入れた方が質感が良いこともありますのでお試しください。

少量馴染ませることでまとまりが出ますので、お好みでお試しください。

よくある質問

トリセツではシャンプーの量が多い気がします

ここで説明している量では、髪の長さや量によっては少し多めかもしれません。

しかし、フォレストシャンプーは市販のシャンプー剤よりも脱脂力が弱く洗浄成分がマイルドですので、市販のシャンプーと同量で使おうとすると髪のダメージやコンディションによっては泡立ちが弱く感じることもあるようです。

まずは多めに使用して泡の量や髪の変化を確認し、調整してください。

泡が多くて硬い場合は水で硬さを調整してください。逆に水で薄めすぎたりシャンプーが足りず、泡が柔らかく薄い感じになるとシャンプーの成分も薄くなり、トリートメント効果が減少し効果を感じにくくなる気がしています。

初めは少なめよりも多めに使った方が、質感の改善が実感しやすくおすすめです。

シャンプーは二度洗いしないと気持ち悪い

二度洗いをするかどうかについては、しっかりと毛先まで泡がなじみ地肌がマッサージできていて、毛先までクシが通れば、頭皮や髪は洗えていますので一度洗いでも大丈夫だと思います。

シャンプー後、流す前の段階で中間から毛先に硬い分部やクシが通りにくい分部など質感の良くない部分が残っているときは、シャンプーの原液を改めて揉みなおし馴染ませても良いかと思います。

二度洗いの基準は洗えているか否かではなく、しっかりとシャンプーが髪に馴染んでいるかどうかで判断してください。

シャンプーはしっかりと流したい

フォレストシャンプーは市販のシャンプーの様に流した際にキュッキュッしにくいです。

これは、シャンプーのトリートメント成分が水と反応して髪の表面に皮膜を作るなのですが、この皮膜もゴシゴシゴシ〜っとしっかり流すと流れてキュッキュッします。

でも、このしっとりした皮膜にトリートメントがのって質感が良くなる気がしているので、泡を流す程度にしてキュッキュッするまでは流さないようにしてみてください。

シャンプーをしたらしっとりしてるので、トリートメントはいりませんか?

シャンプーが水と反応しトリートメント効果を発揮するのでしっとりと仕上がりやすいですが、泡立ちなりの脱脂力はありますので、そのままですと時期にパサつきやすくなってしまいます。質感にあわせたトリートメントを使うことで相乗効果によりトリートメントも馴染みやすくなりますので、シャンプー後はトリートメントを馴染ませてください。

みんな手に取ったあと「手のひらにのばす‥‥‥」とありますがなぜですか?

シャンプーもトリートメントも一カ所に濃くつかないように手のひらにのばして馴染ませていきます。特にオイルやバターなど乾いてからつけるものほど、濃いところがムラに重くなるためしっかりと手のひらにのばして全体的に馴染ませる方が質感良く仕上がります

トリートメントは少し残したい……

これまでシャンプーでキュッキュッとしていても、トリートメントつけるとしっとりするので、流し過ぎないようにしっとりと流し残し、仕上げで梳かしやすいコンディションに調整をしてきた方も多いはず。

しかし、このホームケアではその重さが、完全乾燥の際に質感の悪さに繋がることがあります。もちろん、しっかり流すと言ってもゴシゴシ流しキュッキュッっ❗とするまで流してしまっては効果を感じにくい気もするのですが、地肌からシャンプーの流し残しが無い程度に流して、ヌルヌル感はのこっていないが適度にししっとりする感じを見つけていただくと質感良く仕上がります。

市販のトリートメントを使ったら質感が悪くなった

トリートメントはシャンプーの脱脂力に合わせて保湿力が調整されているため、基本的にはセットで使用するのが望ましいです。一般的な市販のシャンプーは、強い脱脂力を持ち、トリートメントでしっかりと保湿(重めのコーティング)を行う傾向がありますが、フォレストシャンプーは適度な脱脂力なので、保湿も軽くおこなう事で質感が整います。

そのため、フォレストシャンプーに市販のしっとりとした重めのトリートメントを組み合わせると、かえって質感が低下する場合があります。これは特定の成分が原因というよりも、シャンプーに合わない『脱脂と保湿』のバランスが問題となるためです。

もし市販の製品と組み合わせる場合は、軽めのリンスやコンディショナーを使用し、不足する保湿部分はウルティアミストや六花オイルで補うのが良いでしょう。

なお、集中ヘアマスクなどのしっとりと重めのアイテムは、さらに重さを上塗りしてしまい質感の低下を招く可能性があるため、避けることをおすすめしています。

櫛でとかせない、クシが通りにくい

お店でメンテナンスをした際はなるべくクシが通るようにケアしておりますが、手ぐしでほぐしながら乾かしたりと、お家でクシを通さないとどんどんクシが通らない髪になっていきます。クシを通すことも大切なヘアケアですので、扱いやすい髪を維持するためにも、しっかりとクシを通してください

クシもブラシも同じだと思いますが‥‥‥

ブラシで梳かして切れ毛を作っている方がとても多くいらっしゃいます。ブラッシングをしたい場合は、荒いクシで絡みを取り、根元から毛先へ地肌に沿うようにブラッシングをしてください。

なお、髪が濡れているときは摩擦も増え絡みやすくなっているのでブラシよりもクシの方が絡みにくく髪への負担も少ないと思います。

またクシもブラシもそうですが、梳かすときは毛先からとかし、早く動かすと絡まりやすく切れ毛の原因にもなるのでゆっくりと通しすようにします。

ブローローションは必要ない気がします

乾かす前に使うブローローションですが、スキンケアでいう化粧水のように髪に柔らかさや弾力を与え保湿力を高めます。

コンディションによってはオイルだけでも大丈夫ですが、硬くパサつきやすい場合はブローローションがあった方が乾燥から守り柔らかい質感を維持できます。

いつも通り乾かすとダメですか?

顔より下の位置から少し上の前から風を当てて毛先をバサバサ〜っと踊るように動かすと、中間から毛先が絡まりやすいだけでなく、根本からハチまわりの切れ毛のボリュームがでやすくなり、アイロンなどを使わないと収まりにくくなる場合があります。

頭より上の位置から乾かすのは大変ですが、椅子に座り少しかがんで頭を下げるとあまり腕を上げなくてもトップから風を当てることが出来ますのでお試しください。

オイルをつけてアイロンしたら傷みますか?

オイルの種類によりさまざまですが、当店でご案内しているオイルは色のついたオイルはアイロン前に使わない。色の付いてないオイルはアイロン前のドライ前につけて馴染ませてから乾かしてアイロンがおすすめですが、アイロン前に馴染ませてもダメージにはなりません。

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