ホームケアのトリセツ[基本編]

髪改善効果のあるフォレストシャンプーの効果的な使用方法です

ホームケアの方法は、髪質やダメージの度合い、美容室での施術内容によって異なります。
ここでは、当店がおすすめする「基本的なホームケアの流れ」をご紹介いたします。

美容室での仕上がりを再現しやすく、効果を感じやすい方法を中心にご案内しておりますので、日頃のシャンプーやケアのヒントとして、気軽に取り入れていただければと思います。

毎日のケアが負担にならず、髪が扱いやすくなるように——
無理なく、できる範囲で続けていただけることが何より大切です。

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使用するホームケア製品

ホームケアのトリセツ

この取説のポイント

シャンプーは水分と混ざるときに、水溶性の保湿の皮膜を作るので、手のひらで泡立てずに、髪表面にぬり、髪にしみこんだ水分と混ぜるように優しく揉み込んで馴染ませるとトリートメント成分が馴染み易く効果を余すこと無く使えます。

トリートメントの効果を最大限出すためには水分をしっかりと取り除きトリートメントを馴染ませますが、多少水分があった方が馴染みが良く操作性やコスパの綿からもオススメです。

オイルは使い過ぎないように、製品なら1プッシュ(サンプルは4〜6滴)くらいをよく馴染ませて下さい。

よくある質問を下にまとめています。
解決しないときはお気軽にご相談ください。

髪をしっかり濡らす
まずは、髪に水分をしっかりと含ませることが大切です。
シャンプーが髪に馴染みやすくなり、その後のトリートメントの効果も高まります。
目安は3分間
頭皮から毛先まで、髪全体に水をためるように、やさしく丁寧に濡らしてください。
髪のコンディションによっては、中間〜毛先が絡みやすくゴワつくことがあります。
その場合は、ゴシゴシこすらず、指を通しながら絡まり部分を握るように水分を馴染ませていくのがポイントです。
シャンプーを馴染ませる
しっかり濡らした髪の水気を軽く切り、❶フォレストシャンプー(黒いシャンプー)を大さじ1〜2杯ほど手に取り、手のひらに広げます。
以下の順でシャンプーを足しながら、髪の表面にトリートメントを塗るように優しく馴染ませてください。

→生え際
→襟足
→トップ(つむじ〜結ぶ根元あたり)
→中間〜毛先

その後、揉み込むようにシャンプーを馴染ませると髪の水分と混ざり泡が立ちますので、お湯を少し加えながら泡立て髪全体に馴染ませたら、泡を使って地肌をマッサージするように洗ってください。
シャンプーを流す
フォレストシャンプーは、髪に水の膜をつくるように保湿するためしっとりした質感の洗い上がりになります。
地肌から泡を流すようにすると、しっとり感が残りやすくなりますが、ダメージよっては流した後、硬さやもつれが出る場合もあります。硬さが出てもシャンプー時にしっかり馴染ませていると、乾いたときの質感は良くなります。

もし「中間〜毛先が硬い」「クシが通らない」と感じる場合は、シャンプーが足りなかったり、馴染みきっていない可能性があります。
そんなときは、その部分にもう一度シャンプーを馴染ませて、揉み込むように馴染ませて流すと柔らかさが残りやすくなります。
トリートメントをつける
トリートメントを大さじ1〜2杯ほど手に取り、まずは中間〜毛先に馴染ませます。
手ぐしで全体に広げたら、お湯を少し加え、荒め〜中くらいのクシでとかして全体に優しく揉み込んで馴染ませます。
馴染んだら流します。
髪のコンディションによっては、流している途中で硬さや指通りの悪さを感じることがありますが、流しても髪に定着するように揉み込み馴染ませているので、そこは仕上りを信じてしっかりと流します。
ブローローションをつける
シャンプー後は、ついゴシゴシとタオルで拭いたり、タオルを巻いて放置しがちですが、これが髪の絡まりや質感の乱れの原因になります。
軽く水を絞ったら、ブローローションを髪全体にスプレーしてください。
ブローローションは保湿成分を含んだ、髪のための化粧水のようなものです。
そのままオイルをつけます
ブローローションをつけたらそのまま、❹黄色いオイルを半プッシュ〜1プッシュ(サンプルなら3~5滴)、キキトリがある場合は耳かき2〜4杯手のひらでよく混ぜて中間から毛先に手ぐしを通し絡みを取るように馴染ませ一通り指を通したら、優しくクシで良く梳かして馴染ませます。

荒いクシ〜細かいクシへ梳かしていくうちにブローローションとオイルが馴染み柔らかさやしっとり感が出て、髪のがさつきが無くなっていきます。

このあとまだ、お風呂につかる場合などはピンの後が付かないように水分を残したまま、タオルであげたりピンで留めたりしてください。

上がってから軽く荒櫛で整えて次へ。
タオルで挟み水分を絞るようにふき取ります。
クシで梳かしてあるので、毛先をゆらすような拭き方ではなく、タオルで抑えるように、挟むようにして水分を拭き取ります。

矯正をされている場合や矯正をした部分が長く残っている場合はここでタオルを肩に掛けて8〜9割ほど自然乾燥しても大丈夫です。
トップから乾かしていきます
分け目、頭頂部から風を当て根元~毛先へ乾かします上から乾かすことで中間のボリュームを抑え仕上げをやりやすくします。この乾かし方によりハチまわりのボリュームも出にくくなり、矯正の効果も長持ちします。
ブラシやくるくるドライヤーで仕上げます
髪質改善されている髪は、濡れているよりも乾くにしたがって質感が良くなっていきます。
そこで、表面や毛先の質感を整えるためにしっかりと追いドライします。

水分が抜けるほどに柔らかく質感が良くなります。

なお、乾き際でべとつきが出る場合や乾かすごとに髪が硬くなりバサつく場合はご相談ください。
仕上げのサラサラオイルで質感を整えます
❺仕上げオイルを1プッシュ(サンプルなら4滴ほど)手のひらに取りよく伸ばし、優しく握るように中間から毛先(特に削ぎや切れ毛が多く乾かしても質案が良くない部分)に馴染ませ、クシで梳かして仕上げます

このオイルは塗ったままだと「少ししっとりツルッと」質感ですが、軽くドライヤーとブラシやくるくるドライヤーで熱を加えると「サラッと軽い」質感になります。
このあたりはお好みでお試しください。

よくある質問

トリセツではシャンプーの量が多い気がします

ここで説明している量では、髪の長さや量によっては少し多めかもしれません。

しかし、フォレストシャンプーは市販のシャンプー剤よりも脱脂力が弱く洗浄成分がマイルドですので、市販のシャンプーと同量で使おうとすると髪のダメージやコンディションによっては泡立ちが弱く感じることもあるようです。

まずは多めに使用して泡の量や髪の変化を確認し、調整してください。

泡が多くて硬い場合は水で硬さを調整してください。逆に水で薄めすぎたりシャンプーが足りず、泡が柔らかく薄い感じになるとシャンプーの成分も薄くなり、トリートメント効果が減少し効果を感じにくくなる気がしています。

初めは少なめよりも多めに使った方が、質感の改善が実感しやすくおすすめです。

シャンプーは二度洗いしないと気持ち悪い

二度洗いをするかどうかについては、しっかりと毛先まで泡がなじみ地肌がマッサージできていて、毛先までクシが通れば、頭皮や髪は洗えていますので一度洗いでも大丈夫だと思います。

シャンプー後、流す前の段階で中間から毛先に硬い分部やクシが通りにくい分部など質感の良くない部分が残っているときは、シャンプーの原液を改めて揉みなおし馴染ませても良いかと思います。

二度洗いの基準は洗えているか否かではなく、しっかりとシャンプーが髪に馴染んでいるかどうかで判断してください。

シャンプーはしっかりと流したい

フォレストシャンプーは市販のシャンプーの様に流した際にキュッキュッしにくいです。

これは、シャンプーのトリートメント成分が水と反応して髪の表面に皮膜を作るなのですが、この皮膜もゴシゴシゴシ〜っとしっかり流すと流れてキュッキュッします。

でも、このしっとりした皮膜にトリートメントがのって質感が良くなる気がしているので、泡を流す程度にしてキュッキュッするまでは流さないようにしてみてください。

シャンプーをしたらしっとりしてるので、トリートメントはいりませんか?

シャンプーが水と反応しトリートメント効果を発揮するのでしっとりと仕上がりやすいですが、泡立ちなりの脱脂力はありますので、そのままですと時期にパサつきやすくなってしまいます。質感にあわせたトリートメントを使うことで相乗効果によりトリートメントも馴染みやすくなりますので、シャンプー後はトリートメントを馴染ませてください。

みんな手に取ったあと「手のひらにのばす‥‥‥」とありますがなぜですか?

シャンプーもトリートメントも一カ所に濃くつかないように手のひらにのばして馴染ませていきます。特にオイルやバターなど乾いてからつけるものほど、濃いところがムラに重くなるためしっかりと手のひらにのばして全体的に馴染ませる方が質感良く仕上がります

トリートメントは少し残したい……

これまでシャンプーでキュッキュッとしていても、トリートメントつけるとしっとりするので、流し過ぎないようにしっとりと流し残し、仕上げで梳かしやすいコンディションに調整をしてきた方も多いはず。

しかし、このホームケアではその重さが、完全乾燥の際に質感の悪さに繋がることがあります。もちろん、しっかり流すと言ってもゴシゴシ流しキュッキュッっ❗とするまで流してしまっては効果を感じにくい気もするのですが、地肌からシャンプーの流し残しが無い程度に流して、ヌルヌル感はのこっていないが適度にししっとりする感じを見つけていただくと質感良く仕上がります。

市販のトリートメントを使ったら質感が悪くなった

トリートメントはシャンプーの脱脂力に合わせて保湿力が調整されているため、基本的にはセットで使用するのが望ましいです。一般的な市販のシャンプーは、強い脱脂力を持ち、トリートメントでしっかりと保湿(重めのコーティング)を行う傾向がありますが、フォレストシャンプーは適度な脱脂力なので、保湿も軽くおこなう事で質感が整います。

そのため、フォレストシャンプーに市販のしっとりとした重めのトリートメントを組み合わせると、かえって質感が低下する場合があります。これは特定の成分が原因というよりも、シャンプーに合わない『脱脂と保湿』のバランスが問題となるためです。

もし市販の製品と組み合わせる場合は、軽めのリンスやコンディショナーを使用し、不足する保湿部分はウルティアミストや六花オイルで補うのが良いでしょう。

なお、集中ヘアマスクなどのしっとりと重めのアイテムは、さらに重さを上塗りしてしまい質感の低下を招く可能性があるため、避けることをおすすめしています。

クシもブラシも同じだと思いますが‥‥‥

ブラシで梳かして切れ毛を作っている方がとても多くいらっしゃいます。ブラッシングをしたい場合は、荒いクシで絡みを取り、根元から毛先へ地肌に沿うようにブラッシングをしてください。

なお、髪が濡れているときは摩擦も増え絡みやすくなっているのでブラシよりもクシの方が絡みにくく髪への負担も少ないと思います。

またクシもブラシもそうですが、梳かすときは毛先からとかし、早く動かすと絡まりやすく切れ毛の原因にもなるのでゆっくりと通しすようにします。

ブローローションは必要ない気がします

乾かす前に使うブローローションですが、スキンケアでいう化粧水のように髪に柔らかさや弾力を与え保湿力を高めます。

コンディションによってはオイルだけでも大丈夫ですが、硬くパサつきやすい場合はブローローションがあった方が乾燥から守り柔らかい質感を維持できます。

いつも通り乾かすとダメですか?

顔より下の位置から少し上の前から風を当てて毛先をバサバサ〜っと踊るように動かすと、中間から毛先が絡まりやすいだけでなく、根本からハチまわりの切れ毛のボリュームがでやすくなり、アイロンなどを使わないと収まりにくくなる場合があります。

頭より上の位置から乾かすのは大変ですが、椅子に座り少しかがんで頭を下げるとあまり腕を上げなくてもトップから風を当てることが出来ますのでお試しください。

オイルをつけてアイロンしたら傷みますか?

オイルの種類によりさまざまですが、当店でご案内しているオイルは色のついたオイルはアイロン前に使わない。色の付いてないオイルはアイロン前のドライ前につけて馴染ませてから乾かしてアイロンがおすすめですが、アイロン前に馴染ませてもダメージにはなりません。

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