髪質改善の質感を持続させる為のホームケア

サロンゆうをご利用頂きありがとうございます。
当店では縮毛矯正や髪質改善をはじめカラーや毛髪補修など、お一人おひとりすべてのお客様に喜んで頂けるように日々検証し精進しております。
きれいに仕上がった髪は扱いやすくなり、毎日気持ち良く過ごせます。ヘアケアでお困りの時は諦めずにご相談ください。
お店でもご案内をしておりますが、髪はお肌同様に変化します。
たとえばお肌が荒れたり、ただれているような時は、健康なときとは違い入念に時間をかけたお手入れが必要なようになります。免疫の下がった肌のケア、内面からも外側からもケアをしなくてはなりません。自己修復できる肌でもこれほど手をかけるのに、自分では修復できない髪を傷めた時は、とても扱いにくくなりダメージ具合により健康なときよりもお手入れに時間や手間がかかるようになります。
当店では扱いやすい髪で、少しでも長い間過ごして頂けるように、ホームケアの方法と注意点をお伝えしています。この取説はその覚え書きとなっております。扱いやすい髪で過ごすヒントが見つかるかも知れませんので、ぜひご一読ください。
はじめに、注意点からお伝えいたします
当店ご来店時、施術の際にもお伝えしておりますが、傷んだ髪はトリートメントをしても傷んでいない髪へは戻りません。当店の施術は、ダメージ部分へ必要な栄養分を定着・固定させ扱いやすい髪へ髪質改善する事で足りなくなった強度を補い、絹のような艶のある髪へ仕上げています。
しかしこのトリートメント成分は、アイロンやブリーチ(カラー)に強い髪へ補強出来ている訳ではありませんので、これまでよりも気をつけてケアをすれば効果の長持ちも期待できますが、髪にとって熱すぎるアイロンやドライヤー、カラー(特にセルフカラー)によるアルカリ成分(ブリーチや明るいカラー、ハイライトやメッシュも同様です)などにより分解されやすく傷みます。
アイロンを使う際はご案内した温度よりも低めでおこない、髪を完全に乾かしてから使用して下さい。出来ればブラシとドライヤーの方が優しいです★
カラーについてはリタッチカラーを基本としセルフカラーや全体染めはお控え頂いた方が質感も長持ちします。
仕上りが良いとついつい「質感が落ちたらまた髪質改善&矯正をすれば治る」と考えがちですが、髪の体力は下がる(傷む)だけで上がり(治り)ません。施術前の質感よりも悪くしてしまうと、今後さらに良い質感へ導く事は非常に困難になりますのでご留意ください。このほか、マニキュアやヘナなども染め方によっては髪のコンディションを変えてしまう場合が御座います。他店での施術に関しても変化を感じ扱いにくくなった際はお気軽にご相談ください。
なお、他店での施術やセルフカラー、市販の製品によるホームケアにつきましては当店での直接的な修復やご相談は承りますが、施術に対する保証やアフターケアなどはおこなう事が出来ませんので予めご了承ください。
また、初回のご来店時に髪の体力がなくダメージが進んでいて、徐々に改善をしていくケアの場合は、体力を落とさないように過ごして頂く事で徐々に質感や仕上がりは上がってきますのでご安心ください。
次にヘアケアについてお話しします
当店にご来店いただくまで、色々な製品を調べ試されている方も多くいらっしゃいますが、市場に出回る多くの製品は【売れる製品】を出来る限り安くつくっています。
泡立ちがよく香りも良いシャンプーが安かったらお値打ちですが、実際は洗浄力が強く洗いすぎてしまうのに修復が足りず髪を良くすることは出来ません。
これまでのホームケアであなたの髪は扱いやすくなっていましたか?
これは、一般的な美容室で販売しているメーカー品も同様で、これらのシャンプーは洗浄成分が髪の保湿成分を洗い、分解していくので髪の体力が弱いところから時間と共に髪が扱いにくくなってしまいます。
また、頭皮は脱脂され紫外線を直接受けるので日焼けし抜け毛の原因にもなっています。
そこで、色々な製品を試し、検証した結果、毎日お家でおこなうホームケアで美容室の仕上りが続く製品を探し、使い方を考え今あなたの髪に一番良いと思う製品をお勧めしています。
この取説は、実際にお店で施術している内容や、効果を感じた閃き💡を載せていますので、すべて同じように出来れば続けているうちに美容室でのケアがいらなくなるかもしれません。
しかし、はじめから全て同じようには難しいですし、扱いも慣れておらずホームケアの手順が足りなかったり、各項目の馴染ませや浸透など効果が薄い場合は、時間とともに効果が薄れ美容室でのケアが必要な時もあるかと思います。
ホームケアで一番大切な事は続けていくことです。
出来る内容は人それぞれですので、ストレスや負担など無理がないところでマイペースにお手入れをしてください。
美容室はホームケアしやすい髪を創り、髪に合わせたホームケアを組み立て、提案し、迷いやすい部分を答え合わせしに来るところです。
ですから初めのうちは足りない分を私たちにお手伝いさせてください。
なお、お店の仕上がりとあまりにも違う質感や、どうしても扱いにくい時、その他ご不明な点やお悩み等はLINEよりお気軽にご相談ください。
扱いやすい髪の定義
髪は生えてきたばかりの状態では水がしみこみにくく内部の保湿成分をしっかりと守るキューティクルも健在です。
よくおはなしする海苔巻きに例えると、海苔があってご飯があってキュウリがあって、のご飯の周りのぬかが保湿成分になるわけですが、カラーなどをするとこのぬかの部分まで浸透し発色するので、その後はカラーの足跡をたどってシャンプーや水がご飯粒の周りを洗い流すようになります。
するとどんなトリートメントをしても、シャンプーで流されてしまってはパサつき硬くなる一方で髪はごわついてきてしまいます。
そこで、当店の髪質改善や縮毛矯正では、髪の内部に水が入っていかないように生えてきたばかりの髪のように水をはじく髪になるように修復します。
ホームケアも同様にその状態をキープできるものを使うことで、縮毛矯正や髪質改善をしたときと同じ質感を長持ちさせることができます。
しかし、市販や一般的な美容室のシャンプーは洗浄力が強く、洗うことに目的が偏り、質感を保つところか油分を洗い流してしまうので修復すらできません。
もう石けんで洗っているようなもんです。
すると、洗浄成分が髪の保湿成分を分解していくので、髪の体力が弱いところから時間と共に髪が扱いにくくなってしまいます。
シャンプーで洗いすぎるから、トリートメントやリンスで少しでも梳かしやすくしたいと、流し残すようになり乾かしてもツルッとした質感にならず、かえってパサパサと毛先がまとまらないので、オイルを付けてアイロンをしてしまう……
あなたのホームケアはいかがですか?
ウチのお店でも良いと思うものを勧めてきましたが、思い返せば少し補修系であった位で、実際は質感を維持するようなものではありませんでした。
そこで、色々な製品を試し、検証した結果、毎日お家でおこなうホームケアでも美容室のようなトリートメント効果が続く製品を探し、今あなたの髪に一番良いと思う製品をお勧めしサンプルをお渡ししています。
この取説は、実際にお店で施術している内容と普段施術中に心がけている事を載せていますので、すべて同じように出来れば続けているうちに美容室でのケアがいらなくなるかもしれません。
しかし、はじめから全て同じようには難しいですし扱いも慣れておらずホームケアの内容が足りなかったり各項目の馴染ませや浸透など効果が薄ければ、時間とともに扱いにくくなり美容室でのケアが必要な場合もあるかと思います。
美容室は髪を扱いやすくケアするとともに、ホームケアの答え合わせの場でもあると思っています
ホームケアについてお気づきの点や迷った時はLINEでご相談いただくか、シャンプーブローやメンテナンスなどでお越しいただき、何が違くてどうしたら良いのかを確認しに来てください。
ホームケアで一番大切な事は続けていくことです。
出来る内容は人それぞれですので、ストレスや負担など無理がないところでマイペースにお手入れをしてください。そして、初めのうちは足りない分を私たちにお手伝いさせてください。
なお、お店の仕上がりとあまりにも違う質感に変わってしまったり、どうしても扱いにくい場合や、その他ご不明な点やお悩み等はLINEよりお気軽にご相談ください。
インバスとアウトバスについて
お風呂の中で使うシャンプーやトリートメント、ちょい足しなどは「インバス」といい、お風呂から上がって付けるブローローションやオイル・クリームなどは「アウトバス」と言います。
髪の質感や扱いやすさはインバスとアウトバスの組み合わせでつくります。
これまではシャンプー後乾かすまでに絡みにくいようにと、トリートメントを残し気味で対応していたかも知れませんがそれは間違いです。トリートメントの流し残し具合で質感を調整しようとすると仕上りが安定しません。
インバスのトリートメントにはそれぞれ重さやクシ通りなど特徴があるので、お好みに合わせた物を使い、髪に皮膜をつくったらちゃんと流します。ここで残すと余計な油分が乾いた髪に残り質感や操作性を悪化させます。インバスでつくった質感をアウトバスで補い乾いたときの質感を調整します。
アウトバスは乾かす前に付ける物から乾いた後にも使える重い物、サラサラの物など色々と種類がありますので、ご希望を伺って今のコンディションと相談しながらサンプルをつくっています。
お試しのうえ、ぜひ感想を頂けませんか❓その感想をもとに、更にあなたの髪が扱いやすい状態をつくれるホームケアの組み合わせをご提案します。
ホームケアサンプルの使い方
①お風呂に入る前に軽く黒い荒櫛でとかしておいてください
注意)ブラシを使ったブラッシングではもつれた髪を切ってしまうばかりでなく枝毛や毛髪損傷の原因にもなるため。クシで優しく髪をといてください。
②お湯でしっかりと濡らします。
乾いた髪が水を吸う時に固くなり指通りが悪くなる事もありますが、しっかりと水分を吸わせることで柔らかくなります。無理に指を通さずに水を吸わせてください。中間から毛先が硬い、又は毛先が絡んでいる時は、シャンプーの原液を少量手に取り気になる部分に揉み込んでください。さらに水を加えて揉み込むと柔らかくツルッとして指が通るようになります。
③シャンプーは質感の基礎を作ります。
このシャンプーは扱いやすい髪を作るための要です。髪の表面で水と馴染むことでダメージを修復して、しっとりハリ艶な髪へ髪質改善します。髪を洗う目的よりもトリートメント用途で量を多めに使いますが、洗いすぎのない洗浄成分ですので髪の質感に合わせて少ないよりは少し多めの方が質感よく仕上がります。
【使用方法】
まず中間から毛先など「引っかかりやすい」「パサついている」と感じる場所を先に質感をよくするために原液を付けて水を足しながら揉み込みます。お店でシャンプーするときに髪が柔らかく泡立つのは②の濡らすをしっかりしてるからです。泡立ちが硬い(弱い)と感じたらしっかり濡らしてください。
続いてフロント→トップ→襟足→耳周りなどに直接馴染ませ、泡立ちや泡の固さを見ながら水を加え泡立てます。シャンプーは泡立てネットなどではなく原液を直接つけて地肌や髪で泡立てることが大切です。
一通り洗ったら、水を足しながら根元付近の泡を毛先まで揉み込みながら馴染ませます。とくに、パサつく方や絡みやすい方は中間から毛先などダメージの気になる部分がツルッとしてきたらOKです。泡が軽く残るくらいでもいいので水の流れを利用して毛先のもつれをほどくように軽く流します。シャンプーにはポリクオタニウムという保湿成分が入っているので、流す際にヌルッとした感じが取れず「流し終わりのタイミングがわかりにくい💦」とい声もありますが流しすぎるとシャンプーの質感が損なわれるので、泡が切れクシが通る程度に流してください。
▶ジェルのちょい足しはシャンプーを流す前に1〜2プッシュ馴染ませて、そのままトリートメントも2〜3プッシュ馴染ませます。ここで皮膜を作ってからしっかり流して④へ
※ちょい足しを使う場合は後ろの記述を参考にしてください
▶ほかのちょい足しは流してから使います
④トリートメントをしっかり馴染ませます。
トリートメントはシャンプーやちょい足しと反応し髪に糖質の皮膜を作りセットで反応を完結しています。
ちょい足しを使わない場合もシャンプーと反応し髪質を作ります。重さが足りないときはS1トリートメントを混ぜたり、絡まるときはトリートメントオイル(オイルのちょい足し)を加えると、収まりのいい髪に仕上がります
使用方法
手のひらにボトルで2プッシュ〜(サンプルだと大さじ1〜2)ほど出して、親水化が進んでいるとこを中心に(髪の長い方は結うあたりから毛先にかけて、短い肩は中間から毛先に)揉み込みます。
優しく握ると髪の水と入れ替わりすぐに馴染むので、手に残らない位を目安に使って下さい。パサつきの気になる硬い髪の場合は少し多めにトリートメントを使い、水を足しながらクチュクチュと髪表面や手に少し残るくらいでも大丈夫です。表面から水を足すと柔らかくなり髪も滑りよくなるのでクシでとかし全体に馴染ませることが出来ます。梳かしたり揉み込んだりして質感を感じながら、しっかりと毛先まで揉み込み毛先の段差が感じない位まで馴染ませます。馴染むとツルッとした質感に変わりますので、トリートメントを残さない様に全体的に流します。市販のトリートメントのようなぬるっと感は無いので一通り流すイメージです。また、流しながら水の流れを利用して毛先の絡まりも取っておきます。
⑤シャンプー後は拭かずにブローローション
この後のアウトバスは乾いた後のコンディションを整えますが、しっかり水分を拭く取ってしまうと髪の内部まで成分を馴染ませにくくなりますので、トリートメントを流したそのままでブローローションをふります。
ブローローションは水溶性のトリートメントなので水で濡れているうちにたっぷりふってとかすと梳かしやすく馴染みやすいです。
この作業はまだ水がしたたっていると思うのでお風呂場の中かバスタオルなどを肩にかけておこなってください。
⑥保湿クリームやオイルで髪にヌカ(保湿成分)を補給します
ブローローションの後に、続けてオイルやセラムを馴染ませます。
とくに硬く感じるすきバサミの削ぎや、毛先のパサつきが気になる方はオイルやセラムを手の平に伸ばし中間から毛先のダメージ部分へ揉み込むように馴染ませます。先に付けているブローロションが水分とトリートメントを補給し、オイルは表面を保護し疎水の膜を、セラムは保湿成分とともにしっとりと艶のある髪に仕上げパサつきの少ないしっとりした仕上がりになります。
⑦仕上げのコーミング
⑤〜⑥でブローローションと保湿クリーム、オイルをしっかりと馴染ませたら黒いクシでゆっくりと丁寧にとかし引っかかったら抜いてを繰り返しとかし直してください。
全体をオールバックに梳かしたら分け目から全体に髪を下ろし、白いクシの荒い方でもう一度一回り360度上から下へとかします。
クシは早く動かすと摩擦が強くなり絡まりや引っかかりが出やすいので、刃先を地肌にそわせてゆっくりと丁寧にとかします。
分け目から丁寧に梳かすことで浮き毛を減らしクセをおさえ、絡まりにくい髪をつくります。
ここまで水を拭いていないので、梳かしながら水滴も落ちやすいと思います。
タオルを背負って梳かすか、お風呂場でそのまま梳かしてもらえるようにお勧めしています。
梳かした後湯船につかる場合などは髪の水分やアウトバスなどを拭き取らずそのまま優しくクリップで留めると跡が付きにくいと思います。
シャンプーした後、多くの方はタオルで拭いたりタオルで巻き上げたりしていると思いますが、濡れいている状態の時が一番跡が付きやすいので
「タオルでワシャワシャ拭かない」
「タオルで巻き上げない」
「強いクリップで留めない」
「ゴムで縛らない」等々に注意してください
⑧分け目(上)から風を当てて完全に乾かします。
乾かす時は右の画像のように前から下からではなく、上から下に向かって風を当てます。
手で乾かす時もブラシやクシを使うときも熱くなりすぎないように距離感に気をつけてください。
ドライはしっかり乾かすためにおこないます。

水+トリートメントだった髪の中から 水分がしっかりと抜けると、しっとり感やツルッと感が出ます。
しかし、乾くまでは毛先が引っかかりやすかったり、堅さを感じることもあります。急いでドライヤーの熱い風を髪に当ててはダメージの元です。
生乾きの時は指やクシを無理に通さないで、乾かしている手や髪がやけどしない温度の風でじっくりと根元から毛先へしっかり乾かします。
ドライヤーの風の温度はスイッチなど(風を強くして温度をぬるくなど)で切り替えられるものもありますが、ない場合は単純に頭から熱くない距離へ離して風を当ててください。
乾かす目的は完全乾燥です。
完全に水分が抜けたとき最高の手触りとここまでのトリートメントが髪に残留します。
はじめにドライヤーで乾かすけど途中で力尽きてしまう方は⑦の後にタオルを肩にかけて自然乾燥し、半分くらい乾いてきたら一気に乾かします。
その場合も濡れているときと同じように、根元から毛先にかけて順番に乾かしていきます。
質感調整【収まりを出したい!静電気をおさえたい】
パサついた髪をしっとりとまとまりのある髪に仕上げたいときは、トリートメントクリームやポリッシュオイルを使い馴染ませます。
サラサラ感重視の場合はトリートメントクリームを乾いてからほんの少し(耳かき2〜3杯ほど)指先に付く程度クリームをとり、手の平に伸ばしてから中間から毛先を中心に握るように揉み込みます。乾かしてすぐに手ぐしを通すと静電気の元になるので、手ぐしではなく揉み込んでなじますといいですよ。最後に軽く梳かして終わります。しっとり感やウエット感を出したい場合はポリッシュオイル等を適量馴染ませます。オイルは少量から試してください
髪質改善とトリートメントのはなし
通常の美容室では縮毛矯正→髪質改善→トリートメントとダメージや難易度順に並べており、その中でも縮毛矯正は抜きん出てダメージの代名詞になっています。経験値がものを言う縮毛矯正は年代の若いスタッフには荷が重く失敗の率も多いので髪質改善など薬液を使わないメニューが一般的になっています。
しかしパーマ液を含まない髪質改善で「ボリュームダウン」や「収まりの質感」をつくるのは髪にとって結局負担でしかありませんでした。
当店は髪質改善のメニューに矯正とトリートメントが存在しダメージや髪の損傷、クセなどを拝見し施術しています。強いクセや損傷を受けて治まらない髪は縮毛矯正と髪質改善により一旦扱いやすい状態に修復をします。定期的なケアについては、基本ホームケアがしっかり出来ていれば要らないですが、「ホームケアを頑張っているのに扱いくい」「もう質感が悪くて仕方ない」という方はお店のケア+ホームケアがお勧めです。
基本セットでは物足りない!質感を維持できない場合
コンディションに合わせて「ちょい足し」をします
この工程は「ホームケア基本セット(シャンプー&トリートメント&ブローローション&オイル)」では足りない質感を補うために、③のシャンプーと④のトリートメントの前にちょい足しをはさみ、更に美容室のトリートメントレベルまで補修効果を上げていきます。なお、「ちょい足し」は効果があるありますが、工程数が増えるため若干手間に感じたり、使用法が難しい場合もありますので、髪の状態や普段のホームケアに合わない場合はお渡ししていない場合も御座います。気になる場合はお気軽にご連絡ください。
ここでは製品毎の使い方をご案内しておりますが、ダメージや質感によりカスタムした独自の使用方法をご案内する場合が御座います。
【各ちょい足しのご利用目安】
ちょい足しの目的は髪に潤いを加え皮膜を作る事で髪を強化し質感を上げます。ご使用の目安はダメージ、もしくは髪のコンディションにより量を調整のうえ、以下のように使用して下さい
【毎回】【シャンプー3回に一回】【1週間に一回位】【質感が落ちたら】
なお、使用しない時はこの工程を抜いて普通の流れでシャンプをながしたら④トリートメントの工程をします。
【泡のちょい足し】サラッとハリ艶髪
「髪が絡みやすい」「トリートメントで重たくなりやすい」「軽い質感が好き」という場合にお渡ししています。ほかのちょい足しでは引っかかりやすさを感じる場合もこちらの方が良いかもしれませんので、お気軽にご相談下さい。
【使用方法】
使用量は製品で2プッシュ(サンプルは3プッシュ)位を目安に馴染み具合で量を調整します。泡を髪の中間から毛先を中心に揉み込むように馴染ませます。
ニギニギしていると毛先からツルッとしてきます。水分がなくなったら、お湯を少量ずつ足しながら握ると馴染みやすいです。最低でも浸透する1分ほどを目安に馴染ませ流さずにトリートメント④へ進みます。
【オイルのちょい足し】絡む髪、パサつく髪を軽くサラサラに
簡単なのに効果は抜群!リスク(重くなったり絡んだり)は少ない
透明なトリートメントオイルをトリートメントに3〜5滴加えて髪に馴染ませます。後は普段通りでOK
【ジェルのちょい足し】艶のあるしっとり髪
熱に強い艶のある皮膜を作ります。
セラミドは100倍位(お店でもそのくらいです)に薄めても平気なのでサクランボ1個分くらいを目安に洗面器にシャワーの強い水圧などで塊が残らないようにしっかり溶かします。それを掛け流すかゆっくりかぶりながら馴染ませます。薄くすると効果はまろやかになりますがきしみにくく作業しやすいのでお勧めです。逆に濃すぎると乾きにくくなりますのでご注意下さい。セラミドが髪に馴染むとダメージがあるほどキシっとして指が通りにくくなりますが、正常な反応ですので焦って指を通したりせず、中間から毛先を中心に優しく握って馴染ませます。
馴染んだら流さずにそのままトリートメント④に進みます。
【クリームのちょい足し】しっとり質感と艶がサロンクオリティー
美容室で行うトリートメントと同様の成分を補給しますので「ひどいパサつき」「髪が硬い」「質感の維持をしたい」という方にお渡ししています。
クリームを大さじ1〜2ほど手に取り、揉み込むように馴染ませます。髪に含まれる水分と混ぜるように馴染ませ、必要に応じて水分を加えながら揉み込みますが流さないで馴染んだら流さずにそのままトリートメント④に進みます。
質感調整【アイロンやホットカーラーで髪が傷む場合】
縮毛矯正やデジタルパーマなど熱処理を行う施術に使うために開発されたCMCを含むオイルがございます。
④のトリートメントにオイルを少量加えることでキューティクルを整え柔らかさとしなやかさのベースを作ります。使用方法は無色のオイルをサンプル3〜5滴(多すぎるとべたつくので量は調整してください)手のひらにだし、手のひらでしっかりと混ぜて中間から毛先に揉み込むように馴染ませて流します。
アイロンやホットカーラーを使う方は、乾かしたあと巻く部分にこのオイルを適量馴染ませてから、アイロンやホットカーラーをする事で質感の良い髪へ修復します。
カットベース編【毛先は動きを付けたい】動き重視
乾かしてからアイロンやカーラーで「巻きたい」「動きを付けたい」と毛先を軽くする場合や、そのようなヘアスタイルの場合は、乾かすだけでは収まりにくい場合がありますので、そのときは最後に軽くブラシをいれた方が質感いいです。削がれて薄い毛先は力もなく傷みやすいので取り扱いにもお気を付け下さい。逆に乾かしただけで収まるスタイルをご希望でしたら、毛先を削がず梳かず、収まり重視のスタイル移行をお勧めしています。
カットベース編②【乾かしただけで収まりよくしたい】艶感重視
乾かすだけで収まりの良いスタイルは、毛先に重さを持たせ梳きバサミや削ぎをいれずにヘアスタイルを創ります。乾かすだけで収まり易く艶のあるスタイルですが、内巻き以外のスタイルはしづらくなります。
寝癖がつく
かわかしてすぐに寝ると寝癖が付きやすいです。髪が乾いてから2時間(目安ですが長い方が効果的です)以上あけることで寝癖は付きにくくなります。なお、寝癖が付いたら水で濡らすかブローローションを2〜3倍に薄めたスプレーで濡らして乾かすと元に戻ります。
【ゴム跡や縛り癖について】
完全に乾いてからゴムで縛ってください。ゴムの強(固)さや縛る場所の切れ毛具合などにより「絶対に跡が付かない」とは言えません。基本的にはゴム跡が付いてもシャンプーすればとれますが、きつく縛ったり長い時間縛ることが多い場合は跡が付く場合も御座います。また縛り癖は根元から作られますので、可能であればゆるい編み込みをして頂く方がゴムよりは生え癖をおさえられます。
ご注意ください
重複しますが扱いやすくなった髪も、元はご来店時に困っていたクセのあるパサついた髪がベースです。アルカリ(カラーを毛先にのばすなど)や高温(ドライヤーの熱い風やアイロン)、引っ張り(絡みや引っかかりを無理矢理引っ張って髪が伸びること)などにより前のダメージ感や更に扱いにくいダメージを生むこともありますのでこの3つはお気を付けください。
また、矯正後はじめてのシャンプーやサンプルがなくなるくらいで毛先がチリチリと引っかかりクセが戻ったようなバサバサした感じになると、体感的にはパサついていると感じやすいですが、実はトリートメントにより重くなっている事が多々あります。イメージとしては表面がツルッとした髪に綿菓子やコーラなどが付いてべたついているイメージです。枝毛やダメージがある髪にみられ、それぞれ処理方法が違いますので、もしも扱いにくい場合は毛羽立ちをカットしたり、オイル付けてアイロンで抑えるなどせず、まずはLINEよりご相談ください。
最後に、サンプルでお渡ししているヘアケア製品や各種ヘナ、マニキュアはすべて当店にて販売しております。
現在Webショップを設定中です。
不具合やご不明な点が御座いましたら店頭もしくはLINEやお電話にてお気軽にご相談ください。
商品も随時追加しています。
欲しいものがない場合はお気軽にLINEからご連絡ください。
すぐに追加しますm(__)m