トリートメントの使い方・効果・選び方

本当に髪に良いトリートメントって何でしょう?

シャンプーやトリートメント(リンスやコンディショナー含む)も、薬屋さん(ドラッグストアー)をはじめ、最近ではインターネットでも口コミを参考に色々な商品を購入できるようになりました。

自分に合った製品って見つかりますか?

私もたまに研究のため、インターネットの口コミや広告を参考に、話題の物・良さそうな物(シャンプー&コンディショナー)を探し購入しています。

しかし、自分の髪にあった(扱いやすくなる・探している)製品を選ぶのって難しくないですか?

一回で目当ての物が見つかる方って、いったいどれほどいらっしゃるんでしょうか?

値段はやすい物、高い物と色々ですが、安いからといっていくつも合わない製品を試すのももったいないですし、『高い=いいもの』という神話は昔の話で、【高い製品】が良い物とは限らないからなお選ぶのに迷ってしまいます。

皆さんは何を基準にヘアケア商品を選んでいますか?

  • 価格
  • CMイメージ
  • 評判・口コミ
  • ドラッグストアーで目に付く物
  • 美容室の製品

などでしょうか?他にもあったら是非教えて下さいm(__)m

美容室のトリートメントって…

サロンで行うトリートメントは効果がある物でありたいと日々思っています。

『シャンプーしたら取れちゃった…』とかではなく、回を重ねるごとに扱いやすい状態へケア出来るもでありたいと思っています。

しかし毎月カラー&トリートメントをされる方でも、月に一回のご来店で年間12回の美容室の施術を受けている計算になります。トリートメント(毛髪補修)も12回受けていますが、こうやって見るとトリートメントができた12回とその後数日~14日間くらい(個人差があります)は扱いやすく過ごせると思いますが、サロンのトリートメントが出来ていない353日はお家でのケア次第になります。

ヘアケアは『お家美容師』?!

今まで

  • シャンプーは洗う物
  • トリートメントはリンスの代わりでシャンプーの次に使うもの
  • オイルやクリームはいるの?

くらいで、何も考えず使っていたヘアケア製品たちっが、ここで一気に『おうち美容師』と昇格するわけです。これはもう、ヘアケア製品を選ぶ理由に『値段が安から~』とか『てきと~』とか言っていられなくなってきました。

使い方も大切!

担当美容師に変わって350日の間、あなたの髪をお手入れすることになったヘアケア製品ですが、髪に合うものを見つけられていても使い方が正しくないとその効果も半減です。

正しく使用できなかった結果、髪にあっている物を選べているのに、髪にあっておらず扱いにくいと錯覚してしまって、違う物に移行したり髪質を改善することが出来なまま過ごすことになります。

『べつに頭洗うだけだから良いのではないの?』

という意見もありそうですか?

髪を正しくケア(補修)していくと

  • 硬くてごわごわしていた髪⇒⇒⇒しっとりして
  • チリついて枝毛の目立つ絡みやすかった髪⇒⇒⇒サラサラ~っと指通りの良い質感へ

変わっていきます。

  • 絡まらない
  • 引っかからない
  • 切れない
  • 膨らまない
  • 艶が出る
  • 柔らかくしっとり
  • 欲しいところにボリューム
  • 朝が楽

など、ダメージを正しく補修することで毎日のお手入れが楽になり、なりたい形にすることもやりやすくなります。

あなたの、ホームケアは大丈夫ですか?

私の髪は最近…

  • 『扱いにくい!』
  • 『切れ毛で髪が傷んでる』
  • 『枝毛が多い』
  • 『クセが出る』
  • 『まとまらない』
  • 『艶がない』
  • 『膨らむ』
  • 『朝のセットが大変』

とお悩みの方は、どこかにホームケアの問題点があるかもしれません。

最近感じている原因を3つほどあげてみました。

カットの仕方が、まとまりにくいヘアスタイルの原因『第一位』です

カットの仕方やトリートメントの効かせ方でお家での扱いやすさが全然変わります。

最近のカットで、多く見られるのが根元からの毛量調整です。

これがボリュームとクセを増強することが多いです。

『第二位』は切れ毛です

当店でも縮毛矯正後のダメージ補修が後を絶ちません。ご来店なさった方に聞くと、

  • 安かった
  • 半額だった
  • 新しい美容室のキャンペーンで
  • すぐやってくれる
  • 早い

など、チラシや広告を参考に縮毛矯正を施術しての失敗だったようです。

縮毛矯正は、お薬の効果が強いため

  • 縮れ
  • 切れ毛
  • 根元の折れ
  • ダメージ

に気をつけて、サロンゆうでは独自の工程で施術を行っています。

縮毛矯正は根元から髪が折れてしまったり、縮れ(ビビリ)やダメージなど美容室で行う施術の中で断トツに切れ毛に結びつきやすい施術です。

また、矯正をしている方が正しいホームケアを美容師さんから説明されていないことも切れ毛やアフターダメージの大きな原因になっています。

矯正をしている髪に、正しいホームケアを行わないとどうなる?

毛先からパサ付き枝毛が増えて絡みやすくなります。濡れているとごわついて扱いにくく、乾くとチリついて絡みやすい感じです。

毛先に枝毛が増えて質感が悪くなり絡みやすくなると、シャンプーをしている時から流す時、タオルで拭いた後梳かす時、朝起きてブラシで整える時など、四六時中毛先が絡まるので、大変扱いにくくなります。

これが毎日、毎回続くのですからなれてきちゃうんですよね^_^;
その結果、強引に梳かしてしまう方が多いようです。

瞬く間に大量の切れ毛が量産されてしまうのですが、一番切れやすいのは…

直近で施術した縮毛矯正と新しく生えてきた部分の境目です。 ここから切れると、早い方は2~3cmくらいの部分に短い毛が多くなります。

それが伸びて15cmくらいになった頃、ちょうど頭のハチの部分で中間にぴんぴんちりちりと気になる癖毛になります。

これらは中間に固まってクセが出るのでボリュームの原因にもなります。

第三位は、ホームケア不足です

お家でのケアが上手くできず髪を傷みやすい状態へ導いてしまうことで起こります。

これは、美容師さんに100%責任があると思っています。

ホームケアは普段行っているシャンプーやトリートメントを正しく使い髪を乾かすことが大切ですが、

正しい方法を聞いたことが無い

自分に合ったホームケア製品を見つけられない

そんなものはない(T-T)

と、個人ではなかなか難しい部分だと思います。

また、正しいホームケアに加え髪質や今のダメージに合わせた『ひとてま』も大変重要になってきます。

ひとてまってなんだ?

シャンプーやトリートメントを正しく使えるようになりました。

髪もちゃんと乾かすようにしています。

しかし!

  • 毛先がぱさついている
  • 絡まる
  • 硬い
  • ごわつく
  • 馴染まない
  • まとまらない

など、ホームケアはしっかりしているのに髪が扱いやすくならない場合もあります。これはダメージや髪質により仕方ないこともあるかと思います。

シャンプーやトリートメントを行うことでしっとりとした髪や扱いやすい髪へ軌道修正は出来ていると思うのですが、オイルをつけたような質感をシャンプーやトリートメントでは望めません。

そこで!ホームケアにひとてま加える必要が出てくるんです。

『手間はかけられない。かけたくない』

『めんどくさい』

とか言わずに、試してみて下さい。

髪はいつもより少し手を加えてあげるだけでサラサラの艶々に仕上がったりします。

髪に艶が出て毛先の質感も良くなり指通りも気持ちいいと、気分も上がりますし扱いやすさも格段に上がります。

無理の無いひとてまを試してみて下さい

 ホームケアで美容室のトリートメントをしようと思ったらとても手間がかかって大変だと思います。

大変だと面倒で続かないですよね^_^;

ですから、普段していることに『ひとてま』加えてあげることがとても大切だと思うんです。

今の髪の状態に足りない物を的確に加えてあげるいいですよ。

でも、何をひとてましたら良いんでしょう?

そこをアドバイスすることも美容師さんの仕事だと思います。

お家に帰って扱いやすいように髪の事を考えてくれる担当の美容師さんだからこそ、あなたの髪に一番必要な物を見極めてくれるかも知れません。

ただ、勧めてもらう際は

  1. ご自分の髪にどうしてその製品が必要なのか?
  2. どのタイミングで使用すると良いのか?
  3. どうやって使うのが良いのか?
  4. 使うと髪はどうなるのか?

などなど聞いてみて下さいね(^-^)/ここが重要です。

ちゃんと聞いて理解して使って効果を感じていないと、使い方も分からなくなっちゃったしつかっても効果が分からないし・・・っと洗面台のコレクションになってしまうからです。

製品の事を聞いて使うことで、使ってみた感想も出てくると思います。その感想をもとに、物足りないなら更に合う物を探していくことが『ひとてま』のグレードアップにつながります。

色々難しいことを沢山しないといけないわけでは無いんです。

ご自分の髪に美容師さんと一緒に向き合って寄り添ってもらえたら良いと思います(*^。^*)

 

でも…『美容室で売っているものって高い』と敬遠される方もいらっしゃいます。

そんなときは、このようなご提案もしています

頭を洗うシャンプーは、髪の長さにもよりますが結構量を使いますよね? (^_^;

泡立ちや洗っている感じも必要です。そこで量を使うシャンプーは市販やネットで購入できる物で代用しても良いと思います。この場合、髪のコンディションに合わせて極力絡まない、しっとり系のシャンプーを使用してください。

シャンプーの後に使用するトリートメントは、髪に合う物にこだわって選びたいですね。そうすることでランニングコストを抑え、扱い易い髪を維持することができます。

お家に美容室で進められて買ったけど使っていないオイルやクリームなど眠っていないですか?

もしある様でしたら、サロンに来られる際にぜひお持ちください

ご希望の質感や髪の状態を作る上でホームケアに組み合わせて使用できるか検討させて頂きます。使い方や使う順番で、お家にある使い方のわからないヘアケア製品が無駄にならないようにすることも出来ますので、気軽に相談してみて下さい。

 

最後に・・・

美容室でシャンプーやトリートメントを進められた際『それは私の髪にどんな風に必要なのか』聞いてみると良いですよね。

進められた物を全て揃えていくのでなく、その製品は、髪にどうして必要なのかを理解し使用することで本当のホームケアは生まれます。

洗顔やお化粧品などを選ぶ際、『これは私の肌に合うかしら?』といった部分を気にされないですか?

髪も肌も同じだと思います。そのような視点で髪のケアを考えていきませんか?

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