毛髪補修トリートメントやダメージケア【ヘアケアについて】

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毎日の仕事の中で、ご来店いただくお客様へは少しでもダメージを軽減し普段扱いやすい髪で過ごしていただけるように日々仕事させていただいております。毛髪補修トリートメントはできる限りご来店時よりも改善させた状態を体感できるように努力しておりますが、ダメージの度合いにより補修しても感じることができる効果に違いがあります。

参考までにダメージレベル

  1. ダメージ1 健康毛・・・ダメージ0の方は殆どいないので、ここがスタートラインでもありゴールでもあります。
  2. ダメージ2 ほぼ健康毛・・・普段のドライヤーや職場などのエアコンで乾燥が気になる程度。
  3. ダメージ3 若干損傷毛・乾燥毛・・・カラーやパーマをかけた髪が硬くなる。乾燥が気になる
  4. ダメージ4 損傷毛・乾燥毛・・・カラーやパーマの繰り返しで毛先が乾燥しぱさつきとごわつきで所々チリ付いた毛がある
  5. ダメージ5 カラーやパーマ(縮毛矯正を含む)の繰り返しの中、薬液やアイロンの熱に髪が負けてしまった状態

上記ダメージレベルは僕の中での物差しであって、資料などのデーターではありませんが色々な薬剤選定や毛髪補修トリートメントでの使用トリートメントの参考にしています。

ダメージ1~2物理ダメージで、普段の生活をしていても環境やヘアスタイルによって起きうるダメージです。普段のお手入れをしっかりと行えばいい状態を保ちやすい髪です。毛髪補修を行えばかなりいい結果が出ると思います。

ダメージ3~4一番多いダメージレベルです。カラーやパーマでの科学的なダメージが加わり髪本来の状態から外れかけてしまっています。普段のヘアケアが最も必要な状態でできればダメージ具合にあわせて3週間に1度くらいのペースでサロントリートメントができるといいですね。

ここで少し脱線しますが・・・よくサロントリートメントは保たないから…と耳にします。これもダメージによってかなり変化すると思うんです。ここのダメージレベルにあわせて考えればダメージ1~2の方ってサロントリートメントしたらかなりサラサラ艶々が長持ちすると思いますがする方は少ないです。ダメージ2~4の方はサロントリートメントの補修状態や結果によっても保ち具合が違いますが普段のお手入れでも違いが出てきます。お手入れは後で書くとして、ダメージだけで見ればダメージがあればあるほど補修したトリートメントを髪が捕まえていられないんです。だからダメージ3~4の方は1週間保つかもたないか位になってしまいます。ではそんなトリートメントは無駄なのでしょうか?

ダメージ5はほとんど毛先に見られる状態です。まれにカラーをされている方が矯正をかける際、何らか(原因は色々あります)の理由で結果的に失敗してしまったときに多く見られますが、セルフカラー(ご自分で頻繁に染めている方)をされている方にも多く見られます。

ですからほとんどの場合根本~中間まではダメージレベル1~3で、中間から毛先付近までがダメージレベル2~4になるわけです。

さて、この画像を見てください。<<クリックすると大きくなります>>
画像を準備中ですこの画像はうちのスタッフなのですが、乾かして馴染ましたところです。ブラシでブローなどはしていません。
去年まで縮毛矯正とカラーを繰り返した結果バサバサになってしまい一度肩下20cm位の髪をボブにしてまたここまで伸びた状態です。ダメージレベルでいえば…根本~中間までは2~3で、毛先付近にかけてどんどん4になり、毛先は5です。
サロンのスタッフですので、きれいな髪でいて欲しいと願いながら毛髪補修を定期的に行っています。

どうですか?まだパサ付きはありますがだいぶまとまった感じにも見えます
画像を準備中ですこの状態を見ただけでも乾かすだけと、最後の一手間でブラシを入れるのとではかなり髪(毛先)の状態が違ってくるのがわかります。はじめの状態で寝てしまったりそのまま結ってしまうこと多いかもしれませんが、そこからさらなる乾燥や枝毛・切れ毛につながっていきます。この撮影の為にシャンプーに毛髪補修用のトリートメントを混ぜて1シャンしただけで、ほかのトリートメントや油類は一切付けていないんですが、ブラシ入れただけでも髪が馴染む。究極をいえばしっかりと乾かすだけでも髪のダメージは抑えることができるんです
ヘアケアーその壱 しっかりと乾かす。最後にブラシで軽くでも馴染ます。

この状態が全てのヘアケアのベースになります。油を加えるのかアミノ酸系のタンパク質を加えるのか何で補修して何で表面をコーティングしようかが、当店で行うサロントリートメントの基本です。<<詳しくは次のページにて>>

そのケアされた状態にダメージと髪の状態、求める質感にあわせたヘアケアを行ってください。ヘアケアといってもそんなに大それたことではありません。

このモデルになったスタッフも普段は普通のシャンプー&コンディショナーを使用していますが、必ず乾かし最後にブラシを入れています。パサ付きが気になるときにはアウトバスタイプのトリートメントも使用しているようですが、ベースはサロントリートメントです。

最後にアイロンで仕上げました。距離をおいて写真を撮ると髪の色が違って見えますが、フラッシュをたかずにとったら少し暗くなりました。でも、この艶とまとまり感はいかがですか?

よく濡れたままで自然乾燥させたり、濡れたまま寝てしまう方もいらっしゃいますが水を含んだ髪は柔らかくなっておりダメージを受けやすい状態です。
また、自然乾燥で普段よりも跳ね上がったキューティクルは髪を引っかかりやすくさせます。濡れたまま寝て、朝起きてから普通の堅いブラシでガリガリ髪をとかすと切れ毛・枝毛などダメージを超えたものが待っています。

 

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